[Rally Hokkaido]APRCプレ・メディア・コンファレンス – RALLYPLUS.NET ラリープラス

[Rally Hokkaido]APRCプレ・メディア・コンファレンス

 

ラリー北海道では21日(金)15:00から「APRCプレイベント・メディアコンファレンス」が行われました。その際の内容を公開します。

出 席 者
田口 勝彦 (TEAM MRF)
クリス・アトキンソン (PROTON R3 MALAYSIA)
アリスター・マクレー (PROTON R3 MALAYSIA)
柳澤 宏至 (CUSCO RACING)

司 会:最初の質問はアリスターです。今回のメンバーの中で、アリスターだけが「ラリー北海道」 を走ったことないのですが、感想はどうですか?レッキで走った道はどうでしたか? 本番は自信ありますか?

マクレー:このラリーの車載のビデオを見て、いいイメージを作って来ました。思ったよりも速いス テージだね。今年は、時期が違うけれど、レッキをしてその違いも分かった。ステージは良いけど、ラリー中に轍ができると思います。明日からのラリーが待ちどおしいです。

司 会:ラリー北海道は何度も走っていて、今回は3度目ですね。このイベントの印象はどうですか? 以前の経験と何か変わりましたか?

アトキンソン: いや、大変だよ! なぜなら陸別のコースは知っているだけれど、4つも新しいコース があり、以前と逆走のコースもあるからね。アリスターが言ったように速いステージだね。でも、理想的ではないね。速いステージは好きだけど、ストレートはあまり面白くないからね。

司 会:これまでこのラリーで良い成績を収めていると思いますが、今回の自信は?

田口:毎年、そこそこの成績を収めているけど、今回初めて、エボⅩを使うことになったのだが、 マレーシアでは150km以上でのコーナーを走っていないので、今回本番で初めて150km以上のスピードでコーナーリングをするのだけど、それをこなしてから、ペースをつかんでいきたい。そんなに遅くは走らないと思うけど。レッキを終えて、路面の感じとか、自分のフィーリングとか、テストをした後のクルマの感じは、かなり良いので、自信はある。優勝を狙って走りたいです。

司 会:柳澤選手は毎年参戦してますが、優勝はまだしていませんね。今回は優勝できそう?

柳澤:去年、クルマを変えて走ったのですが、かなりトップとの差があったので、今年は、ランエボⅩで走行回数もこなしたし、シェイクダウンで良いタイムも出ているので、優勝を狙って走りたいです。頑張ります。

司 会:アトキンソンは、今はS2000に乗っているけど、グループNにも乗っていましたね。君としては、どちらの方が速いと感じる? S2000とクループNの違いを比較してください。

アトキンソン:S2000はAPRCよりWRCの方が適していると思うよ。WRC中間スピードでのレー スが多いけど、APRCがとても遅いか速いレースしかない。チームとしてはマレーシアでのスピードに満足している。次は勝てることを示さなくてはならないと思う。轍があるときは、グループNの方が速い。ハイスピードなステージや、高速コーナーでは、S2000の方が速い。トータルでは、S2000の方が良いと思うけど、良い争いになると思うよ。

田口:マレーシアでは、(S2000は)かなり速かった印象です。スタートで見てましたが、明らかにS2000の方がコーナーリングスピードは速かったです。ただし、日本のように、轍のある登りだとか、パワーが食われるような登りだとかは、まだグループNの方が速いと思う。だから、トータ ルで見ると今回も良い勝負になると思う。

柳澤:自分も田口選手と同じですが、日本の道だとかは、砂利などが深いところが結構あって、登りもあるので、そういうところはグループNの方が速いと思う。ハイスピードなコースや、高速コーナー、フラットな路面などは、S2000はブレーキングなどが有利なので、そういうところは、やっぱりS2000が有利だと思う。トータルでは、良い勝負ができると思う。
(Rally Hokkaidoプレスリリース)



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