詳報:BMW、プロドライブとWRCへ! – RALLYPLUS.NET ラリープラス

詳報:BMW、プロドライブとWRCへ!

 

 ついに“ミニ”が国際ラリーの舞台に復帰することが明らかになった。
 マシンはすでに伝えられているとおり、ミニ・カントリーマン。マシンはプロドライブとミニとの緊密な協力体制によって開発される。BMWモータースポーツの手による1.6リッターターボエンジンを搭載する予定となっており、今年の秋頃にはテストを開始するという。

 60年代、ラリーモンテカルロで勝利を挙げたミニ・クーパーSは一大センセーションを巻き起こし、その後もいくつかのラリーで美酒を味わうなど、その勝利がまぐれでないことを証明した。
 現在のBMWミニも各国での「ミニ・チャレンジ」を通じてモータースポーツ方面でのブランド力を上げており、新しい段階──WRCへと駒を進めるコミットメントを得たようだ。

 BMWのマーケティング責任者、イアン・ロバートソンは次のようにコメントした。
「ミニがモータースポーツの国際舞台に戻ることを非常にうれしく思っている。特に、60年代にミニが築き上げた栄光はブランドイメージ向上に大きく貢献していた。事実、(ミニを選ぶような)我々の顧客は、モータースポーツにも非常に高い関心を示している。そう、私たちは今後、かつての栄光の歴史にページを書き足すことができると考えているんだ。カントリーマンはラリーカーのベースとしてうってつけだろう? プロドライブという経験豊富なパートナーとともに、来たるべき時に向かって全力で努力するよ」

 一方、プロドライブ代表のデイビッド・リチャーズも上機嫌だ。
「この新しいプログラムは、とてもエキサイティングだ。その昔、4000kmもあった過酷なラリーモンテカルロで、あんな小さなクルマがV8エンジンを積むフォードをやっつけた。その時、ミニは世界を虜にしたんだ。我々の新しいミニにも、きっとその力があると思っているよ。すでにいくつかのカスタマーからオーダーをもらっている。2011年の初めには最初のデリバリーが可能になるだろう」

 実はプロドライブがBMWと組むのはこれが初めてではない。かつてのグループA時代、1987年にはBMW M3のベルナール・ベガンがツール・ド・コルスでランチア・デルタを退け優勝を果たしている。ミニが今後WRCで優勝することがあれば、BMWはこの時以来のWRC勝利を飾ることとなる。

 リリースでは触れられていないが、プロドライブはワークスとして2台、カスタマー用として2台走らせる予定のようだ。気になるドライバーラインナップについては明らかになっていないが、かねてよりウワサに挙がっているマーカス・グロンホルムはすでにシートのひとつを埋めると見られている。さらに他の候補としては、マルコ・マルティン、マッズ・オストベルグらの名前が挙げられている。

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