プジョー208ラリー4、世界各国で活躍した2021年シーズンを振り返る – RALLYPLUS.NET ラリープラス

プジョー208ラリー4、世界各国で活躍した2021年シーズンを振り返る

©PEUGEOT

プジョー・スポールは2021年、プジョー208ラリー4がヨーロッパやラテンアメリカで収めた活躍を振り返った。競技での成功に加え、プジョー・スポール・カスタマーレーシングのベストセラーモデルであるプジョー208ラリー4は、成長株の若手からジェントルマンドライバーまで、幅広いレベルのドライバーから支持を集めたとしている。

208ラリー4の開発にあたりプジョー・スポールのテクニシャンは、プジョーというブランドのDNAでもある欠かすことのできない要素「ドライビングの喜び」を失うことなく、価格、パフォーマンス、信頼性の面でカスタマーの要望に応えるマシンを供給するために、あらゆる知識を投入したという。

フランスのプロモーション活動の一環として主軸においている208ラリーカップでは、ユーゴー・マルガリアンが最終戦のラリーデュバールでタイトル獲得を決めた。現在25歳のマルガリアンは2022年、フランスラリー選手権にシトロエンC3ラリー2で複数戦に参戦するプログラムを獲得した。

Peugeot Sport / AURELIEN VIALATTE
DAY 1

208ラリー4は、ヨーロッパ各国のラリーカップでも近年レベルが上がり接戦となっているなど、数々の成功を収めた。プジョー208カップ・ハンガリーではベンデガス・ハンゴディとゲルゴ・ザウアーがシーズンを通して激戦を展開し、最終的にハンゴディがシリーズを制した。スペインとポルトガルではイベリカカップが展開され、グラベルとターマックのイベントを組み合わせたカレンダーで構成。アレハンドロ・カコンが、2勝を含むポディウムフィニッシュを5回マークしてタイトルを獲得した。チェコのプジョー・ラリーカップではドミニク・ブロスが、ベルクスカップではベルギーのジーノ・バックスがそれぞれランキングトップでシーズンを締めくくった。

Peugeot Sport

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208ラリーカップの存在はフランスラリー選手権でも際立ち、一気のその存在感を強めている。インド洋の島、レユニオンの若手ドライバー、リアーネ・ガニーは、208ラリーカップ・フランスのU24カテゴリーで優勝。同じく、レユニオンで経験を積んだナジム・バングイは今年フランスで4戦に参戦し、2022年はフル参戦に臨む。日本からは川名賢が208ラリーカップ・フランスに挑み、クリテリウム・デ・セベンヌでカップ3位に食い込んだ。

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プジョー・スポールの最新技術が投入された208ラリー4は、トリッキーなステージでも優れたハンドリングを発揮。イタリアの2WDラリー選手権ではアンドレア・ヌチータがシリーズを制し、ベルギーではチボー・マズインがRC4タイトルを獲得した。ERC3のレギュラーコンペティター、スペインのジョセフ・バサスは、スペインの2WDクラスでチャンピオンに輝いた。安定感に定評のある強豪カルロス・フェルナンデスは、ポルトガルの2WDラリー選手権で初タイトルを獲得。モータースポーツ参戦初シーズンに208 ラリー4での参戦を決めたサラ・ルモアは、フランス・ラリー選手権のレディスタイトルを手にした。

また、208ラリー4はWRCでも活躍を見せた。シリーズ伝統の開幕戦、ラリーモンテカルロでは、ニコラ・ラティルがスノー&アイスが混じるウインターコンディションをノートラブルで走り切り、RC4クラス勝利を飾った。ラリーサルディニアでも、イタリアのコンティ・ジャン・バティスタが2WDクラス勝利をマークしている。

大西洋を挟んだラテンアメリカにも20台を超える208ラリー4が出荷されており、チリやペルーの過酷なステージでも信頼性を発揮している。

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プジョー・スポールのディレクター、フランソワ・ウェールズは「208ラリー4は、プジョー・スポールのラリー活動における豊富な経験の賜物。世界を巻き込んだパンデミックはモータースポーツにも大きな影響を与えたが、我々のチームはマシンを開発、フランスをはじめとしたヨーロッパ各国、ラテンアメリカへの供給を続けた」と語る。
「2021年、世界各国のラリー370戦以上にエントリーした208ラリー4は、文句なしの成功を収めた。様々な国での2WDタイトルや数々の国際格式イベントでのクラス優勝など、208ラリー4はあらゆる路面でハイレベルなパフォーマンスとともに信頼性を発揮し、上位争いを繰り広げることができた。今年、それぞれの活躍を収めた若手、ベテラン、ジェントルマンドライバーなど、すべてのドライバーを称賛したい。208ラリー4の信頼性と効率性はチームの努力が結実したものであり、2022年も追求を続けていく」

プジョー・レーシングショップマネージャーのマイヨール・ティルは「208ラリー4は、非常に競争の激しい市場において、主なライバルモデルと肩を並べ、市場シェアの約70%を誇るラリー4マシンののトップメーカーとしての地位を急速に確立している」とコメント。
「ヨーロッパや世界の様々な選手権で我々のドライバーたちが大きな成功を収めていることを、心から誇りに思っている。パンデミックにより大きな混乱があったにも関わらず、プジョー・レーシングショップのチームは、ドライバー、チームからのすべての要求に応え、約束を守り、配達を確実に行うことに成功した。その努力が2021年ドライバーたちが、208ラリー4で素晴らしいパフォーマンスを発揮することを可能にしてくれた」

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