横浜ゴムの米国子会社YTCの本社で植樹祭を実施
横浜ゴム(株)(社長:南雲忠信)の米国のタイヤ生産販売子会社である「ヨコハマタイヤコーポレーション(YTC)」は12月3日(金)、カリフォルニア州フラトンにある本社で「YOKOHAMA 千年の杜」プロジェクトの第1期植樹祭を実施した。
当日はフラトン市長や営林署関係者、消防関係者をはじめ、YTCからは大石貴夫社長、従業員やその家族など総勢135名が参加した。本社前道路側の敷地117㎡に600本、7種類の苗を植えた。これまで「YOKOHAMA千年の杜」は国内外の生産拠点に限定して植樹を行っており、YTCでも2009年4月にバージニア州のセーラム工場で250人が参加して2,300本を植樹している。今回の植樹は工場と本社が別の場所に所在するYTCが、工場だけでなく本社の敷地にも自生の森をつくろうと自主的に実施したもの。フラトン周辺のローカルニュースを伝えるWebサイトで取り上げられるなど注目を集めた。
「YOKOHAMA千年の杜」は横浜ゴム創業100周年の2017年に向けて、およそ10年かけて国内外の全生産拠点に杜を創生するプロジェクトで 2007年にスタートした。宮脇昭氏(植物生態学者/横浜国立大学名誉教授)の指導の下、潜在自然植生に則った植樹活動を進め、国内7生産拠点※1と海外グループ会社の11生産拠点※2で約50万本を植樹する。国内は平塚製造所で第4期(中原工場は第3期、平塚東工場は第2期)、三重、三島、尾道、茨城、長野工場で第3期、新城工場で第 2期を完了。海外は1拠点で第3期、4拠点で第2期、1拠点で第1期を完了している。現在までに国内外あわせて目標50万本の35.1%にあたる約17.5万本を植樹している。
※1:平塚東工場、中原工場は平塚製造所に含み1拠点とする。新城南工場は新城工場に含み1拠点とする
※2:中国の3グループ会社は合同開催で1拠点とする