会心の走りにつながらないエルフィン・エバンス「ベルギーの結果を分析しなくては」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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会心の走りにつながらないエルフィン・エバンス「ベルギーの結果を分析しなくては」

©Toyota Gazoo Racing WRT

WRC第8戦イープル・ラリーベルギーを終え、トヨタのエルフィン・エバンスは「力のすべてを出し切れてはいなかった」と実感しているようだ。

エバンスは、チームメイトで選手権リーダーのセバスチャン・オジエを上まわる4位フィニッシュ。しかし、オジエがパワーステージでセカンドベストタイムをマークしてボーナスポイント4点を獲得したことから、ベルギーでの総獲得ポイントではオジエの選手権リードを1点拡大させることを許す結果となった。

選手権争いでオジエに38ポイント差となったエバンスは「このリザルトについて検討しなくてはならない」と語った。
「チーム内では、セブとカッレ(ロバンペラ)と本当に激戦になっていたが、最終日のフィーリングは完璧ではなく、自分が全力で戦えている感じがしなかった」

フィンランドを拠点としているチームにとって、今季2度目のフルターマックラリーは非常にトリッキーなイベントとなり、ライバルのヒュンダイが2月の第2戦アークティック以来となる優勝を飾っている。

「攻めたいと思った局面で思い切り戦うことができなかった」とエバンス。
「難しいイベントになることは予想していたし、そのとおりだった。言ったように、いくつかのことを分析する必要がある。最終日は落ち込みが激しすぎた。プッシュしたし、しようともしていたが、うまくいかなかった」

ギリシャで開催される次戦アクロポリスラリーは性質が一変し、舗装からラフグラベルの路面となる。
「今はギリシャを楽しみにしている」とエバンス。
「アクロポリスには以前にも参戦したことがあり、2012年にフィエスタR2で参戦した。選手権争い? そうだね、(オジエが)濃厚だとみんなが思っていると思うが、自分もできる限り狙っていく。自分にできることは、それがすべてだ。これまでにも言ってきたし、この先も言い続けるよ。自分にできるのは、ベストを尽くすことだけ」

Toyota Gazoo Racing WRT



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