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WRCポルトガル:WRC2部門首位のアンドレアス・ミケルセン、新型コロナ陽性で欠場

©SKODA

今週開催されるWRCポルトガル、WRC2部門で現在選手権首位に立っているアンドレアス・ミケルセンが、新型コロナウイルス検査で陽性となり欠場することになった。

ミケルセンは、WRCポルトガル参戦のためにポルトガル渡航前に受けた検査で陽性となった。ミケルセンとコ・ドライバーのオーラ・フローネはトク・スポーツが走らせるシュコダ・ファビア・ラリー2でエントリーしていた。

「チームに本当に申し訳ない気持ち」とミケルセン。
「体調はまったく問題ないが、ルールを全面的にリスペクトし、自己隔離している。次のラリーイタリア・サルディニア(6月3〜6日)では100%の力で臨む」

トク・スポーツからは、ボリビア出身20歳のマルコ・ブラシアもエントリーしており、WRC2選手権では2番手につけている。ミケルセンは開幕戦モンテカルロで優勝、アークティックを2位でフィニッシュして選手権首位に立った。前戦クロアチアではサスペンションを破損したが、そこから挽回して5位入賞を果たしたほか、パワーステージで部門トップタイムをマークしたことでボーナスポイントを獲得。選手権首位を守っていた。

今季のWRCで初のグラベルラリーとなるポルトガルには、アークティックを制したエサペッカ・ラッピ、クロアチアを制したマッズ・オストベルグのほか、テーム・スニネン、ニコライ・グリアジン、今季初のWRC2部門参戦となるティーンエイジャーのオリバー・ソルベルグなど強豪がエントリーしており、激戦が予想されている。



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