RALLY CARS vol.27 DATSUN 240Z – RALLYPLUS.NET ラリープラス

RALLY CARS vol.27 DATSUN 240Z

アルプスに舞い、サバンナを駆けた貴婦人

大成功を収めた510の後を継いでラリーフィールドに姿を現した240Z。まだ「世界ラリー選手権」制定前のモンテカルロ、サファリ、RACを主戦場にライバルたちと激戦を繰り広げた。それは車両づくりのノウハウを蓄積するだけでなくエンジニアリング、サービスのシステムなどダットサンチームそのものも大きく成長させた。240Zの戦いぶりを、半世紀が経ったいま振り返る

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RALLY CARS GALLERY 赤と黒 半世紀を経てなお色褪せぬ輝き DATSUN 240Z

1970年から国際舞台に打って出た240Z。ともすれば華奢な印象を与えるスタイリング
しなやかで、伸びやかなクーペは、RACやモンテカルロといったヨーロッパのラリーで好走を見せ、サファリで勝利を挙げる力強さを示した。その傷つきくたびれたボディは、激闘の日々を語りかけてくる

[PLAYBACK the Rally Scene 1970-1974]駿風となりて

長すぎるほどのフロントノーズに直6エンジン、短いホイールベースなど、およそラリーカーに似つかわしくない、線の細いスタイリングをもつそのクルマはサファリで2勝、モンテカルロで上位入賞──あらゆる道を力強く駆け抜けた。伸び代はあった。もっと勝利を重ねられた。無限の可能性を秘めたまま多くのドライバーに愛されたZは、わずかな期間で舞台を降りた

[Interview with Key Person]ラウノ・アールトネン

“ラリー・プロフェッサー”という愛称で親しまれる御年83歳のラウノ・アールトネン。その由来となった頭の回転の速さや分析能力は、今もなおまったく衰えを知らない。初代フライングフィンたる彼が記憶の奥底を探り、240Zと戦った熱き日々を振り返った

[再編集]日産ラリーの父 故・難波靖治インタビュー

日産追浜部隊を率いて世界中のラリーを戦った、難波靖治。鬼隊長は黎明期から日産のラリー活動のすべてに携わってきた。2013年11月に惜しまれつつも、この世を去った氏に生前行ったロングインタビューを、再編集の上掲載する

マーティン・ホームズが240Zと過ごした「ほろ苦く、このうえなく快楽な」時代

ラリー・ジャーナリストの第一人者、マーティン・ホームズが亡くなって1年が経とうとしている。彼がコ・ドライバーとして活躍していた頃に出会った240Zでのラリー活動は、まさにクラッシュの連続。しかし彼はそれでも、この日本車でラリーを戦うことを、このうえなく楽しんでいたようだ

Datsun 240Z Results Encyclopedia 1970-1974
イラストで見る、ダットサン240Z 全記録。

世界中で開催されていたラリーがWRCへと編成された1970年代前半。名車510SSSの後を継いでデビューした240Zは、コンベンショナルなFRレイアウトにパワフルな直6ユニットを搭載。サファリラリーで強さを発揮し、日産車初、そして日本車初となるWRC勝利を手にした

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