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マーク・ヒギンズがAPRCに参戦

 

 今季のAPRC登録は3月10日、初戦のマレーシアラリーの受付締切と同時に締め切られた。ギリギリまでエントリー作業に追われ、滑り込みで登録が確定したのが中国の万宇。Soueast Motor Kumho Teamのチーム名で3台の三菱ランサーエボリューションXを6戦全戦+パシフィックカップにノミネートした。さらに、樊凡(Fan Fan)、袁浩(Yuan Hao)ら中国人ドライバーのチームメイトに、中国選手権での経験が豊富な元英国チャンピオン、マーク・ヒギンズ(写真は昨年のもの)を迎える。

 中国選手権は昨年まで、チームズ選手権のみのポイント対象として国外ドライバーの参戦を認める特例を設定していたため、フィンランドや英国などから強豪ドライバーが多く招聘されていたが、今季からこの特例が廃止となっている。

 チーム名のSoueast Motors(東南汽車)は、中国の福汽集団、台湾の中華汽車工業の合弁による自動車メーカー。三菱も参画しており、三菱車両のライセンス生産も多い。 Kumhoは韓国のタイヤメーカーで、同チームのメインスポンサー。チームは参戦時にもクムホ製タイヤを使用する。パシフィックカップに向けてはさらに2台を投入する計画もあるという。パシフィックカップの登録締め切りは、初戦ラリークイーンズランドの締め切りと同じ4月21日。

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