WRC第3戦ポルトガル/デイ2:シトロエンが速さをみせ1-2体制 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRC第3戦ポルトガル/デイ2:シトロエンが速さをみせ1-2体制

 

 WRC第3戦ラリーポルトガルのデイ2が3月26日(土)に行なわれた。この日は合計6本のSSを走行し、トップは前日4位のセバスチャン・オジエ(シトロエンDS3 WRC)。2位は37.6秒遅れでセバスチャン・ローブ(シトロエンDS3 WRC)、3位はトップから4分14.6秒遅れでヤリ‐マティ・ラトバラ(フォード・フィエスタRS WRC)という順位になっている。

 シトロエンの2台が速さを示した1日だった。デイ1で4位だったオジエは、2本のベストタイムを刻みトップにジャンプアップ。最大のライバルである先輩のローブに大きな差をつけた。ローブもスピード自体は十分にあったが、SS9で前を走っていたミッコ・ヒルボネン(フォード・フィエスタRS WRC)がパンクによるタイヤ交換で約2分遅れ、そのすぐ後方を走る羽目に。もうもうと立ち上る土煙によって前が見えない状態で走ったことにより、30秒程度のタイムロスを余儀なくされた。ローブは、ヒルボネンが意図的に直前を走ったと激怒し、SSフィニッシュ後に自分のマシンのフロントバンパーでヒルボネンのマシンをプッシュ。ヒルボネンは「ローブには悪かったがわざとではない」と謝ったが、両者の間には一時緊張したムードが漂った。その次のステージのスタート前に、ローブはヒルボネンに謝罪。一応は丸く収まった。

 ローブが遅れたことにより2位につけていたラトバラは少し楽になるはずだったが、SS12でドライブシャフトが破損し3輪駆動状態になり3位に後退。さらに、SS13ではパンクに見舞われ大幅に遅れてしまった。また、ヒルボネンもSS13でサスペンションが壊れ、トップから5分32.5秒遅れの5位と挽回不可能なほどの差をつけられてしまった。フォードにとっては最悪の1日と言えるだろう。

 なお、デイ1で7位と健闘していたMINIジョンクーパーワークスS2000のアルミンド・アラウジョは、エンジントラブルとパンクによって遅れ、最終的にはエンジントラブルによりリタイアとなってしまった。また、もう1台のMINIジョンクーパーワークスS2000で出場しているブラジルWRTのダニエル・オリベイラは22位につけている。



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