フォルクスワーゲンAGがモータースポーツ部門を吸収。ポロGTI R5の生産は年内で終了 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

フォルクスワーゲンAGがモータースポーツ部門を吸収。ポロGTI R5の生産は年内で終了

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フォルクスワーゲンが同社のモータースポーツ部門、フォルクスワーゲン・モータースポーツを吸収し閉鎖することを電撃発表した。同社は、2019年12月の段階で、内燃エンジンによるモータースポーツへの関与を終了し、電動化の競技にスイッチすることを発表していた。

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基本的にこの発表が意味するところは、フラッグシップモデルであるID.Rなど電動マシンによるモータースポーツ活動への関わりは増える一方で、ポロGTI R5などのカスタマー活動の継続は短期的になることを意味する。フォルクスワーゲン・モータースポーツはフォルクスワーゲンAGに吸収され、ハノーバーで従事していた169人の従業員はすべて、ウォルフスブルグにある本社で代替職をオファーされている。フォルクスワーゲンは既存のポロGTI R5のユーザーに対してスペアパーツの供給は継続するものの、生産は2020年末で終了することも発表した。

一方、フォルクスワーゲンのラリーエンジニアのネットワークが、今後、カスタマーを支援していくのかは不明のままとなっている。フォルクスワーゲンの取締役、フランク・ウェルシュは「フォルクスワーゲンのブランドは、サステナブル(持続可能)なeモビリティの大手供給元になるための道を進む。このゴールに向けて、我々は我々の強みを維持し、フォルクスワーゲンブランド自体によるモータースポーツ活動を終了することを決定した」とコメント。
「モータースポーツ部門の従業員による深い技術的な専門知識と、ID.Rプロジェクトで得られたノウハウは同社に残し、量産車のID.ファミリーからより効率的なモデルを生み出すために活かしていく」

フォルクスワーゲン・モータースポーツによるラリー活動での業績は計り知れず、2013〜2016年にポロWRCでWRCタイトルを4連覇。WRCに復帰して黄金時代を築く以前の2009〜2011年には、レース・トゥアレグでダカールラリー3連覇も果たしている。
(Graham Lister)



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