スバル・モータースポーツUSA、ARAオリンパスでダブルポディウム – RALLYPLUS.NET ラリープラス

スバル・モータースポーツUSA、ARAオリンパスでダブルポディウム

©subaru.com/rally

米国の国内ラリー選手権、アメリカン・ラリー・アソシエーション(ARA)の今季最終戦、オリンパスラリー(グラベル)が11月14〜15日、米国ワシントン州のシェルトン近郊で開催された。雨に見舞われ、マディなコンディションとなるなか、スバル・モータースポーツUSAは、ブランドン・セメナックが総合2位、トラビス・パストラーナが3位と、チームからエントリーした2台のスバルWRX STIが表彰台に上った。ARAの初めてのフル参戦に挑んだセメナックは選手権2位、パストラーナは同3位で今季のARA活動を終えた。

米国のラリー界で最も歴史の長い、かつ難しい一戦と位置づけられるオリンパスラリーは、激動の2020シーズンにチャレンジングな締めくくりを与えた。14日土曜日に設定された8SSは雨により水浸しとなり、マディなために視界も悪化した。

セメナックは、SS2ではハーフスピンを喫しながらもこの日を2番手でまとめた。一方、パストラーナは、SS5で水たまりに入った後からフロントガラスがひどく曇るトラブルでタイムロス。チームメイトのセメナックに続く3番手に後退して初日を終えた。

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天候は日曜日も戦況に大きな影響を与え、標高の高い場所が降雪に見舞われたために走行予定のステージ2本へのアクセスが困難となってしまった。このため主催者は、この日のアイテナリーを修正し、1本のSSを3回ループする設定に変更した。優勝を目指して猛チャージをかけたセメナックは、ベストタイムを2回たたき出したが、首位には一歩及ばず2位でのフィニッシュとなった。

今季、初めてスバルのマシンでラリー参戦に挑んだセメナックだったが、参戦した4戦すべてでポディウムに上がったうえに、ショーミーラリーでは総合優勝も達成。ドライバーズ選手権で2位につけるという大活躍を見せた。
「今季の経験をどのように言葉に表していいか、本当に難しいよ」と最終戦を終えたセメナックはコメント。
「(今季初戦の)サザンオハイオから、とても長い道のりを歩いてきたように感じる。この時はまだ、マシンのことを理解しながら速さを高めている途中だった。でも、最後の数戦ではすべてが噛み合い始めてきたよ! 今回は、土曜日のステージで何度かタイムロスをしているが、どこを改善したらいいか、自分では分かっている。1年を通じて、トラビスと一緒にこのチームで戦えたことは、本当にスリリングだった。いま、頭に思い浮かべられるのは、少しでも早く、またこのマシンに戻りたいということだけだね!」

一方のパストラーナは、ポディウム圏内を死守するために堅実なアプローチでこの日を走行。順位をキープしてのフィニッシュを飾った。パストラーナは、自身にとっての今季初戦となったサザンオハイオ・フォレストラリーではエンジンから出火するというアクシデントに見舞われたため、選手権タイトルへの望みが遠くなったが、オジブエフォレストラリーでの優勝を含め、残り3戦をポディウムフィニッシュで揃えた。
「今季は願っていたような結果を出せなかったが、今年、またラリーにフル参戦できる機会を与えてもらい、本当にうれしかった」とパストラーナ。
「パンデミックの影響で、ステージを走れるようになるまでは誰もが試練だった。これを実現させてくれたすべてのスタッフや主催者に心から感謝している。ブランドンの今年の活躍は本当に見事だった。みんなが予想していた以上に成長したと思う。チームは2021年、もっともっと期待できると確信しているよ!」

ARAオリンパスラリー 最終結果
1 B.マッケンナ (シュコダ・ファビア)1:35:28.0
2 B.セメナック(スバルWRX STI) +30.9
3 T.パストラーナ(スバルWRX STI) +1:12.0
4 J.シーホーン(スバル・インプレッサSTI) +11:43.4
5 M.ディッキンソン(スバル・インプレッサSTI) +13:42.4
6 J.コイネ(フォード・フィエスタR5) +14:33.5



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