柳澤宏至、GRヤリスを試乗「ポテンシャルの高さを感じた」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

柳澤宏至、GRヤリスを試乗「ポテンシャルの高さを感じた」

©Naoki Kobayashi

2020年9月に発売を控えたGRヤリスを、クスコ・レーシングの柳澤宏至が試乗した。場所は富士スピードウェイのショートサーキットおよび特設グラベルコース。ショートサーキットにはRZ Highperformance、RZ、CVTのRSの3モデル、グラベルコースにはガード類や15インチホイールなどを装着した仕様のプロトタイプが用意された。

各仕様の試乗を終えた柳澤は第一印象を次のように語る。
「やはり軽さが印象的ですね。軽さはグラベルと比べるとターマックの方がより鮮明に感じます。旋回時のヨーが残らないので、ステアリングを切っただけ旋回していく感じを強く受けました。ダートでも感じたように、リヤのスタビリティが高いのだと思います。ブレーキは良く止まりますし、ボディ剛性もしっかりしている感じはあります」

Naoki Kobayashi

「グラベルでは軽さやサスペンションジオメトリーも関係あると思いますが、ステアリングを切り足した時の反応も良く、リカバリーしやすいと感じました。オーバースピードで飛び込んでもクルマがすぐ止まりますし、走りやすいと思いました。普段ラリーで乗っているスバルWRX STIのように、慣性で走らせていくようなやり方はしづらいのですが、それはクルマの特性を知っていれば問題ない話。オーバーアクションで行かなくても、無駄なく走れるのではないかと感じました」

Naoki Kobayashi

「ターマックではあえて言うならアンダーステアっぽくなるという部分はありますね。RZ HighperformanceにはトルセンLSDが入っていますが、競技ベースで考えると立ち上がりでアクセルを開けて旋回していくということは難しい。ただ、ここに機械式デフが入っていればさらにアクセルをベタッと開けていける感じはあると思います。なにより軽さとコンパクトさ、そういうのが武器になって、コーナリングスピードが速い。重心も低く腰高感はないですね。いろいろな足まわりや競技用の部品をつけていければフィーリングはもっと良くなるはず。他のクルマはなかなかここまで軽快には動かないですし、もともとのクルマでこのレベルであれば、ポテンシャルはすごく高いと思います。
 CVTのRSはリヤの足まわりがしっかりしていますね。多少無理にコーナーに入っていっても接地している感じがあります。ラリーの場合は舗装でも路面がすごく悪い場合が多いので、ギャップの走破性や、ギャップを超えた時の挙動が不安定になることもない。その点はすごく武器になると思います」

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