プロトンサトリアネオプロジェクト、着々と進行中 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

プロトンサトリアネオプロジェクト、着々と進行中

 

 今年1月に、マレーシア最大の自動車メーカーであるプロトン社のスポーツモデル、サトリアネオを日本に正規輸入、販売することを発表した株式会社キャロッセ(代表取締役:長瀬努、本社:群馬県高崎市)が、9月30日〜10月2日に北海道十勝管内で行なわれるFIAアジア-パシフィック・ラリー選手権(APRC)および全日本ラリー選手権へサトリアネオを投入。30日にサービスパークにおいて長瀬努代表取締役、ヘッドオブプロトンモータースポーツであるダトゥク・ラザック氏、それにラリー北海道に出場するプロトンクスコラリーチームの6名のドライバーが出席してサトリアネオの活動発表会が行なわれた。

 キャロッセでは現在、サトリアネオの日本国内でのプロモーション活動を開始すると共に、正規輸入・販売に関わる諸手続を進めているという。そんななかで、まずこれまで日本に正規輸入の実績がないサトリアネオのパフォーマンスをアピールするために、ベース車両本来の性能が大いに問われるグループN車両で、ラリー競技への参戦を開始。

 APRCでは、今季予定されている全6戦のうち、今回の「ラリー北海道」は第5戦となるが、サトリアネオは、キャロッセのワークスチームであるプロトンクスコラリーチームの番場彬選手が、今季から創設されたジュニアカップタイトル(マレーシア、オーストラリア、ニュージーランド、日本が対象)を手中の納めてたほか、2WD部門でもキャロッセ製サトリアネオを駆る番場選手とマレーシアのカラムジット・シン選手がシリーズ首位争いを繰り広げている。

 全日本選手権では、日本独特のクラス区分の関係で、サトリアネオは大排気量のマシンとのバトルに挑んでいるが、9月に北海道で行なわれた第6戦「ARKラリー洞爺」では、クスコジュニアラリーチームの明治慎太郎選手がサトリアネオにとって初めてとなるクラス優勝を獲得。このイベントでは、クスコレーシングの牟田周平選手も2位に入り、クスコ=プロトンサトリアネオが見事1-2フィニッシュを決め、日本国内にサトリアネオの安定した性能と高い戦闘力をアピールすることができた。

 また競技参戦と並行して競技パーツの開発も順調に進み、現在では当初予定していた競技パーツラインナップのほとんどにおいて、供給の準備が整いつつあるという。

 今回のラリー北海道ではAPRC、全日本ラリー選手権、合わせて6台のキャロッセ製プロトンサトリアネオが、この大舞台で健闘してくれることが期待される。



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