【速報】WRCトルコ:オジエが今季3勝目。シトロエンは2015年以来の1-2フィニッシュ – RALLYPLUS.NET ラリープラス

【速報】WRCトルコ:オジエが今季3勝目。シトロエンは2015年以来の1-2フィニッシュ

©Red Bull

WRC第11戦トルコはすべてのSSを終えて、シトロエンのセバスチャン・オジエが今シーズン3勝目を飾った。2位にはエサペッカ・ラッピが入り2015年アルゼンチン以来の1-2フィニッシュとなった(この時のドライバーはクリス・ミークとマッズ・オストベルグ)。3位にはヒュンダイのアンドレアス・ミケルセンが入っている。

この日の競技はSS14〜SS17の計4SSが行われた。SS走行距離はわずかに38.62kmと短く、唯一0.2秒と接近していたシトロエンの2台も、ポイント獲得を優先して順位キープの戦略を採ったため大きな順位変動は起きず。オープニングのSS14ではECUトラブルから復帰したトヨタのオィット・タナックがベストタイムをマーク。首位のオジエと2番手のラッピはリスクを避けたドライビングでそれぞれSS5番手タイムと9番手タイムに落ちついた。SS14はパワーステージとしても使用されるため、最終SSに向けた調整の意味も大きいだろう。これでオジエとラッピの総合タイム差は5.7秒に拡大した。

HYUNDAI


続くSS15ではトヨタのヤリ‐マティ・ラトバラがベスト。前を走るヒュンダイのダニ・ソルドに少しでもプレッシャーをかけたい考えだ。オジエとラッピは同タイムでフィニッシュしている。SS16ではヒュンダイのミケルセンが一番時計。このSSではラッピがスピンを喫してタイムを失うことに。オジエとの総合タイム差は19.9秒に拡大した。

M-SPORT


そして最終パワーステージ、上位陣のリバースオーダーで始まったステージはタナックからスタートしていく。SS14、SS15ではミディアムタイヤ4本を温存するスローペースで走行し、さらにスペアタイヤなしという背水の陣で臨んだタナックは午前中のタイムを9秒上まわる好走を披露した。結果、タナックのタイムを上まわるドライバーはおらず、タナックはパワーステージ1位のボーナスポイント5点を獲得した。上位陣最終走者のオジエはSS3番手タイムでフィニッシュ、今シーズン3勝目、通算48勝目を獲得している。

首位オジエ、2位ラッピ、3位ミケルセンに続く4位はMスポーツ・フォードのテーム・スニネン。エバンス不在のなか存在感を見せる走りで完走を果たした。5位はダニ・ソルド、6位にラトバラ、7位にクリス・ミークという順位となっている。2日目に大きくタイムロスを喫したヒュンダイのヌービルは8位でラリーを終えたものの、パワーステージで2番手タイムをマークし、ボーナスポイントを持ち帰った。

TOYOTA


これでドライバーズ選手権ではタナック210点、オジエ193点、ヌービル180点。タナックにはまだリードがあるが、選手権の行方はさらに渾沌としたと言えるだろう。マニュファクチャラーズ選手権ではヒュンダイ314点、トヨタ295点、シトロエン259点。久々の1-2フィニッシュを達成したシトロエンがトヨタとの差を詰めることに成功している。

次戦は10月3〜6日にかけて開催される第12戦GB。伝統のグラベルラリーで勝負の潮目はどのような変化を見せるのか注目だ。

WRCトルコ 暫定結果
1. S.オジエ(シトロエンC3 WRC) 3:50:12.1
2. E.ラッピ(シトロエンC3 WRC) +34.7
3. A.ミケルセン(ヒュンダイi20クーペWRC) +1:04.5
4. T.スニネン(フォード・フィエスタWRC) +1:35.1
5. D.ソルド(ヒュンダイi20クーペWRC) +2:25.9
6. J-M.ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC) +2:59.1
7. K.ミーク(トヨタ・ヤリスWRC) +3:53.3
8. T.ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC) +5:34.8
9. P.ティデマンド(フォード・フィエスタWRC) +7:22.9
10. G.グリーンスミス(フォード・フィエスタR5) +15:18.7

ワールドラリーカレンダー2020