IRCアイルランド:デイ1 0.6秒差でハンニネンが首位 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

IRCアイルランド:デイ1 0.6秒差でハンニネンが首位

 

インターコンチネンタルラリーチャレンジ(IRC)第3戦、サーキットオブアイルランド(ターマック)は4月6日、レグ1の競技が行われ、シュコダモータースポーツのユホ・ハンニネンと、シュコダUKのアンドレアス・ミケルセン(共にシュコダ・ファビアS2000)が激戦を展開。初日を終了した時点で0.6秒差という接戦となっている。3位にも28.2秒差でヤン・コペッキーが入っており、シュコダ勢が上位を独占している。4位はフォード・フィエスタS2000のアラステア・フィッシャー。

タイタニック号を造船したクレーンの下を走行するスーパーSSで幕を開けたアイルランド戦だが、この日のスタートは17時。ドライコンディションとなった1.9kmのタイタニックステージを制したのはヤン・コペッキー。しかしその後、本格的な競技ステージが始まる頃には雨が降り、難しいコンディションとなる中、ミケルセンとハンニネンの激戦が始まる。SS2はミケルセンが制したが翌SS3でブレーキが遅れた際にスリップオフしてタイムロス。その間にハンニネンが2連続ベストをマークしてトップに立った後、予定されていたSS5が進行遅延のためにキャンセルとなったため、このままこの日を終えた。

「グリップが変化するし、スリッパリーなところもあればドライにところもあったので、簡単には行かなかった」とハンニネン。「ナイトステージでは、どこでグリップが得られるかが見分けにくい。でも、ミケルセンとは激しいバトルになりそうだ」

一方、最新型プジョー207S2000で参戦し活躍が期待されたクレイグ・ブリーンは、SS3後に燃料ポンプに故障が発生。サービスまでは何とか帰還したもののTC到着が遅れたため90秒のペナルティを受け、首位に2分27秒遅れの7位に沈んでおり、レグ2に設定される10SS での巻き返しに挑む。



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