IRCタルガデイ1:ミケルセンがリード – RALLYPLUS.NET ラリープラス
現地速報がすぐわかる! バックナンバーが読み放題。ラリプラLINE限定コンテンツ配信中

IRCタルガデイ1:ミケルセンがリード

 

IRC第5戦タルガフローリオラリーは6月14-15日、イタリアのシシリア島でデイ1・7SSを走行。昨年王者で、IRC舗装戦での初勝利を目指すアンドレアス・ミケルセン(シュコダファビアS2000)が首位に立った。4.5秒差でヤン・コペッキー(シュコダファビアS2000)、さらに8.7秒遅れでジャンドミニコ・バッソ(フォードフィエスタRRC)が続いている。

メチェックのキャンセルにより、急きょカレンダー入りしたタルガフローリオラリーだが、公道レース時代から長い歴史を誇るイタリア伝統の一戦。バンピー&スリッパリーで知られる舗装路で、ミケルセンはデイ1に設定された7本中5本でベストタイムを叩き出した。

「トラブルもミスもなく、いい一日だった」と満足を見せるミケルセン。「このラリーで勝ちたいのはもちろんだが、いいリズムをつかんでラインを外れることなくハードにプッシュしなくちゃならない。このラリーでのドライビングを楽しんではいるが、明日も長い一日が続く」

シシリア島の首都、パレルモにある古い空港で行われた開幕のスーパーSSを制したコペッキーは、僅差でミケルセンを追っている。この日を先頭でステージを走行したバッソは、この日の午前セクションをソフトタイヤで攻めたがスライドし過ぎて苦戦。ハードに変えた午後から自信を取り戻した。ウンボルト・スキャンドーラ(シュコダファビアS2000)、パオロ・アンドレウッチ(プジョー207S2000)のイタリア強豪勢が4位、5位と続く。クレイグ・ブリーン(プジョー207S2000)も午前セクションでソフトを選んでタイムロス。午後はペースを取り戻し、この日を首位から52.8秒遅れの6位で終えた。

プロダクションカップでは、マッシミリアーノ・レンディーナ(三菱ランサーエボリューションX)、2WDカップではイタリアジュニアチャンピオンのシモーネ・カンペデッリ(シトロエンDS3 R3T)が首位に立っている。

16日には2SSを2回ループする68.40kmのステージが設定されている。



ラリプラメンバーズ2024募集中!!