ロンドン五輪出場目前、アルアティヤーの一問一答 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ロンドン五輪出場目前、アルアティヤーの一問一答

 

ロンドン五輪にクレー射撃のカタール代表として出場するため、ニュージーランド戦を欠場したカタールワールドラリーチームのナッサー・アルアティヤー。悲願の金メダルを目指す7月30-31日のオリンピック射撃競技を目前に控え、WRC.comの一問一答に応じた。

−ロンドン五輪はどれほど重要か?
「カタールは、2020年の五輪開催地に立候補している。自分にとっても5回目の五輪出場で、金メダルを獲ることが夢だった。準備は万端だし、母国の後押しをしたい」

−5回も五輪に出場を続けるモチベーションはどこにある?
「射撃でいい感覚を維持するためにラリーが役立っている。射撃では、常にターゲットとの勝負。ターゲットに命中させなくてはならないし、ひとつもミスはできない」

−準備のためにニュージーランド戦を欠場するが、その準備とは?
「アクロポリスラリーの10日前、僕はキプロスでトレーニングに参加していた。1週間カタールに戻って、その後はイタリア、フランス、チェコ、そしてオーストリアで合宿を行う。オリンピックの入場行進ではカタールの旗手を務めるので、その準備もしなくてはならない。うれしいよ」

ー1日のトレーニングの内容は?
「8ー13時は射撃に出かけ、練習と感覚を維持する。午後は体力トレーニング、ランニング、スイミングでコンディションを維持し、自信を高め、強い精神を鍛える」

−五輪の前に競技会には参加するか?
「大会が3つあるが、簡単な競技で自信を確かめる程度のもの。準備をしている段階でエネルギーを失いたくはないので、感覚をつかむためだけに出場する」

−このスポーツで必要なものは?
「いい人間であることだね!コーチの言うことをよく聞き、自分自身の準備を慎重に整え、自分に自信を持たなくてはならない」

−五輪で勝つ自信は?
「五輪には、世界屈指の射撃選手が36人出場する。オリンピックはすごく特別で、以前もいい成績を収めているのでチャンスは大きい。僕も常に全力で戦っている。そうでなくては勝ち上がれないから。それにカタールのオリンピック委員会と、カタールの国民からも応援されているから、みんなのために特別な結果を出したい」



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