【WRC第9戦ドイツ】波乱のデイ2、ラトバラが2位浮上 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

【WRC第9戦ドイツ】波乱のデイ2、ラトバラが2位浮上

 

 ラリードイツ競技2日目となる8月25日(土)。コースは全体的にドライ、天気予報は曇りで降雨の可能性はそれほど高くない……はずだった。そのため、上位選手はハードタイヤを装着してサービスをあとにした。

 しかし、先頭走者のセバスチャン・ローブがSS7をスタートしてしばらくすると突然激しい雨が降ってきた。2番手走者のペター・ソルベルグが走る頃には豪雨となり路面は完全なウェットに。ソルベルグは2番手タイムをマークするも、ローブからは21.4秒と大きく遅れた。続くSS8、ラトバラはブレーキングに失敗して飛び出し、濡れた草の上で立ち往生してしまい総合3位から転落し5位にポジションを下げた。ラトバラの脱落でSS8ベストタイムのソルドが3位に浮上している。

 そして迎えたSS9はパンツァープラッテ。コースは舗装ながらコンクリート路面の部分が多く雨で濡れると非常に滑りやすい。2位走行中のソルベルグはコーナーで岩に右リヤをヒット。ホイールだけでなく足まわりにもダメージを受けて、あえなくリタイア。3位ソルドはパンクのためSS内でタイヤを交換、6位に後退した。そして4位ヌービルもコースアウトでリタイア。2位から4位の3人が一気にごっそりと姿を消し、ラトバラが2位、ミッコ・ヒルボネンが3位に浮上した。首位ローブと2位ラトバラの差は1分29秒7と大きく開いており、ローブにとってはこれ以上はないほど楽な展開となった。

 午後のループステージでは、タイム差が大きく開いていることから上位陣はリスクを避けて、一様にペースをダウン。そのような状況で光る走りを見せたのは、5位にポジションを上げていたオット・タナクだった。タナクはSS10でベストタイムを刻み、マッズ・オストベルグを抜き4位に浮上。さらにSS11でもベストを獲るが、パンツァープラッテの2走目となるSS12では、戦車脱輪防止用のコンクリートブロック「ヒンケルシュタイン」にヒットしリタイアとなってしまった。また、6位のソルドもコースアウトでリタイアしている。

 デイ2を終えて、ローブは2位ラトバラに1分42秒9という大差をつけて首位を堅持。2位ラトバラ、3位はヒルボネン。ふたりの差は29.8秒だ。スプリットタイムでタナクにプレッシャーをかけ続けたオストベルグが4位に浮上し、MINIで初参戦のクリス・アトキンソンは5位にポジションを上げている。



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