WRC 2ポルトガル:プレ会見「新型R5マシンでの7ヶ月ぶりの参戦が楽しみ」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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WRC 2ポルトガル:プレ会見「新型R5マシンでの7ヶ月ぶりの参戦が楽しみ」

 

ラリーポルトガルのスタート前に行われたWRC2部門のイベントカンファレンスの内容(抜粋)。今戦でファビアR5のWRC2デビューを担うラッピは、新型マシンで向かえる7ヶ月ぶりの実戦を心待ちにしていた心境を明かした。ラッピのチームメイトは、先週APRCニューカレドニアに参戦したばかりのティデマンド。

●WRC2プレイベントカンファレンス出席者
スコット・ペダー=SP
エサペッカ・ラッピ=EL

Q:
スコット、オーストラリアからはるばる、初めてのWRC2参戦でビッグチャレンジに臨む。ヨーロッパでの参戦はどれくらい楽しみか。
SP:
ものすごく、だ。今座っている、このセンターの場所もいいね(メディアコンファレンスでは勝者が座る位置)。最高の気分だよ! 夢が叶った。何年もラリーに参戦しているが、オーストラリアとアジア・パシフィック地域だけだった。一気にヨーロッパに来ることが出来て、素晴らしいよ。フィエスタR5をドライブできることは信じられない。ドライビングも、この週末も楽しみにしている。

Q:
君とコ・ドライバーのデール・モスカットは2014年のオーストラリアチャンピオンだから、強豪コンビだ。デールはWRCの経験もあるが、準備という点で彼はどれくらい支えになっているか。
SP:
とても助けになっている。彼はエフゲニー・ノビコフと組んで1、2シーズン過ごしているし、ラリーの知識も豊富だ。この地域でではないけどこの数年間は僕のキャリアの中で素晴らしい時期を過ごしている。僕はここでの経験はないが、ペースをつかんでフィニッシュに辿り着きたい。

Q:
WRC2には今回30台がエントリーしているが、彼らと対峙する気分は。自分はどれくらいの位置につけると考えているか。
SP:
彼らに勝つことはないと思う。最初の数戦はマシンに慣れて、徐々に速さを上げていくことになると自覚している。最後まで走り切ることが必要だ。長いイベントだし、真ん中くらいの位置につけたい。そしてもし運があれば、トップ5かな。そうして、最終的にまずまずのリザルトにつながるといいね。

Q:
何か特別に準備したことはあるか。
SP:
特別な準備? うーん、僕はオーストラリア人だから、ビールをたくさんとカンガルーかな! ウェブで入手したラリーマップは素晴らしいし、ステージの動画も活用している。ずっとこうしてやってきているから、準備としてはいつも通りだね。

Q:
エサペッカ、新しいシュコダのR5マシンで、今週はWRCデビューを果たすが、新型マシンのフィーリングは。
EL:
とても楽しみにしている。僕はブレイクが長かったから、シリーズに復帰できてうれしいよ。特に新型マシンだしね。

Q:
R5ではどれくらいのテストを行ったのか。そこで感じたことは。
EL:
OK。マシンのフィーリングは確実にいい。このマシンでやりたいアイディアができた。S2000から向上したこともあるし、秘密にするようなことは何もない。通常のR5マシンだ。すべてが順調で安定であることを祈るばかりだ。とにかくフィニッシュしないとね。

Q:
勝てるか。
EL:
7ヶ月ブレイクがあったから、明日はタフな一日になると思う。しばらく競技に出ていなかった。だから、明日は感覚を取り戻さなくてはならない。ラフなラリーになりそうだから、もしフィニッシュすることができれば、いい位置につけられると思う。

Q:
準備に秘密があると言っていたが、明かしてくれるか。
EL:
もちろんダメだよ! それじゃ秘密にならなくなってしまう。4000km近くテストをして、トレーニングの合宿もした。競技の予定がないから、そういうことに時間を使うことができた。



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