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ヒストリックラリー参戦の東大&関東工自大チームの車両がスペインへ出発

 

 3年目を迎える東京大学と関東工業自動車大学校の『海外ヒストリックカーラリー参戦プロジェクト』、チーム・サムライのラリーカーがこのほど、神奈川県横浜市の日産自動車本牧専用ふ頭から、2013年の『ラリー・オブ・スペイン』(2月28日~3月2日)に向けて船積みされた。現地スペイン・バルセロナへは2013年2月上旬に到着の予定。

 今回スペインに向けて船積みされた車両は、海外ラリー3年目となるトヨタ・スプリンタートレノTE27と、今回が初出場となるニッサン・バイオレットPA11。今回バイオレットが選ばれたのは、2013年がニッサン・バイオレット誕生30周年であるため。ニッサン・バイオレットは70年代後半から80年代前半までWRC、特にサファリラリー4連覇を果たしたことでも知られている。

 ニッサン・バイオレットPA11はラリーカーとしての整備終了後11月3~6日の『ラリー・ニッポン』、11月9~11日に軽井沢周辺で開催された『レジェンド・オブ・ザ・ラリー2012』に出場し本番前のマイレージを稼いだ。『レジェンド・オブ・ザ・ラリー』では、ドライバー/コドライバーを元全日本ラリーチャンピオンクルーの日下部保雄/田口次郎組に依頼し、小さなトラブルに見舞われたものの完走を果たしている。

 チーム運営、サービスメカニックなど支援体制は決まっているものの、参加するイベントのドライバー/コドライバーについては現在細部を詰めている途中。イベントごとにクルーを変更する可能性もあるという。

 チーム・サムライの参加スケジュールは2月28日~3月2日『ラリー・オブ・スペイン』(スぺイン)、3月15~17日『2013ポピー・ラリー』(ベルギー)、4月4~6日『サンレモ・ラリー・ストリコ』(イタリア)となっている。

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