WRCアルゼンチン・プレビュー:壮大な景観で知られる名門グラベル戦 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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WRCアルゼンチン・プレビュー:壮大な景観で知られる名門グラベル戦

©Hyundai Motorsport GmbH

南米アルゼンチンで開催される2018年WRC第5戦ラリーアルゼンチンは、シリーズの名門グラベル戦となる。壮大な景観とステージに押し寄せる情熱的なファンが生み出す独特の雰囲気は、カレンダーの中でも支持の高いイベントだ。この国では、一年を通してラリーアルゼンチンの週末を心待ちにしている。広大な平原、起伏の激しい山脈、石が散乱する道にいくつもの川渡りがクルーを待ち受ける。会期は南米の初秋に当たるため、霧や、高地では氷さえも表れる可能性も拭えない。

この南米戦に、シトロエン、ヒュンダイ、Mスポーツ・フォード、トヨタとマニュファクチャラー登録4チームすべてが3台体制で挑んでくる。一方、WRC2部門にエントリーしているのは10台。

TVのライブ中継が行われるのは、開幕のスーパーSSとSS10/14、SS16、そして最終のパワーステージだ。また今年からWRC+で始まったWRC All Liveでは、全ステージで中継が行われる。

■ラリールート

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今年のルートでこれまでにラリーアルゼンチンで設定されたことがあるステージは、3本のみ。新設ステージが3本、それ以外のステージは全て改定されている。新ステージの1本目は、開幕日夜にビラ・カルロスパスで行われるスーパーSS。金曜日は南下して、カラムチタバレーのサンディな道が舞台となる。土曜日は西部のプニラバレー、3本のステージを2回ループする。1本目のタンティ-マタデロスと、3本目のクチラ・ネバダ-リオ・ピントスが新設だ。ループの間には、スーパーSSが挟まれる。最終日はアルゼンチン戦の伝統である月面のような景観で有名なトラスラシエラ山脈に挑む。名門エルコンドールとジウリオ・セサーレが設定され、エルコンドールの2回目の走行はパワーステージに指定されている。

■ラリーデータ
開催日:2018年4月26-29日
サービスパーク設置場所:ビラ・カルロスパス
総走行距離:1300.65km
総ステージ走行距離:358.25km(SS比率:27.54%)
総SS数:18

■開催選手権
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