WRCモンテカルロ:デイ4チームコメント – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCモンテカルロ:デイ4チームコメント

 

[シトロエン・トタル・アブダビWRT ]
セバスチャン・ローブ/総合首位
「少し特別の感覚だったね。ラリーの展開によるものではなく、この週末はあり得るすべてのコンディションに直面したから。唯一なかったのはドライだけだ! モンテでスリックを一切使わなかったのは、今回が初めてだと思う。ほぼスタートからフィニッシュまでラリーを主導できたからうれしいし、この勝利の余韻に浸りたいね。特に僕にとっては、最後のモンテになるだろうから」

ミッコ・ヒルボネン/総合4位
「終盤はちょっとツキもあったのかもしれないが、とにかくリザルトにはとても満足しているよ。本当に難しいコンディションだったから、いいポジションで終えることができて喜ばなくちゃね。選手権争いのことを考えれば、悪い結果なんてことはない」

[カタールMスポーツWRT]
エフゲニー・ノビコフ/SS14でコースオフによりリタイア
「SS14の3つめのコーナーでオーバーランしたんだ。すごくスリッパリーで、グラベルクルーの情報とは違うコンディションになっていた。コンディションがあっという間に変わるから、避けようのないことだった。石壁にヒットしスピンして、左リアのホイールにダメージを負ったので、4kmほど進んだ辺りでストップしなくてはならなくなった。それまではいいタイムを出せていたが、そのことは忘れられてしまうだろう。歴史の記憶に残るのはリザルトだけ。だから、本当に残念だよ。ラリーのほとんどは走り切って、あそこまではペースノートもよかったから、来年戻ってくる時には、いい位置で走れるはずだ」

マッズ・オストベルグ/総合10位
「今日のようなコンディションは見たことがない。いい雪の層があったが、ぬかるんでもいたので全くグリップがなかった。頂上付近では、マシンがとにかく滑りまくっていたよ。こんなコンディションだったことを考えれば、ラリーを走り切って貴重なポイントを獲得できたのだから、本当にうれしいよ。次のスウェーデンを楽しみにしている。慣れたラリーだからね!」

[フォルクスワーゲン・モータースポーツ]
セバスチャン・オジエ/総合2位
「2位でこんなにハッピーになれたことはないね。ポロR WRCのデビュー戦でポディウムに上がれたのだから、とにかく素晴らしい。これまで走ったラリーモンテカルロの中でも、一番難しいコンディションだったんじゃないかな。特に今日、チュリニ峠の1回目はとにかくスリッパリーだったから、時速20km以上を出すことも不可能だった。とにかくマシンをコースの上に留めることだけで精一杯だった。チームの全員が去年懸命にがんばってきたので、それに報いることができてうれしいよ。ヤリマティのことは残念だったけど、この先もっと、揃ってフォルクスワーゲンの勝利を祝える日がやってくるはずだ」

ヤリマティ・ラトバラ/SS14でコースオフによりリタイア
「本当に残念だよ。チュリニの1回目は、予想以上にウェットな雪だった。序盤は速度が高すぎて、予想通りにマシンが曲がらず、ひどくクラッシュしてしまった。そこでは僕らの前にもマシンがスリップしていて、僕は同じラインでヒットしてしまったんだ。手の尽くしようがなかった。今回の目標は、ポロR WRCでの経験を多く積むことだった。こんな形でラリーを終えるのは、キツイね。チームのみんながこんなに素晴らしいマシンをプリペアしてくれたのに、申し訳ない。本当にポイントを獲得したかったのに」

[アブダビ・シトロエン・トタルWRT]
ダニ・ソルド/総合3位
「シトロエンへの復帰戦をポディウムフィニッシュで飾れたのだから、もちろんうれしいよ。コンディションは自分にはあまり経験がなかったから、本当にいいリザルトだ。ふたりのセブからはかなり離されてのフィニッシュであるのは確かだけど、早い段階で、彼らとは違う戦いをしているんだと思うようにしていた。次のラリーが待ちきれないよ!」

[カタールWRT]
ユホ・ハンニネン/SS14でメカニカルトラブルによりリタイア
「週末を通して言ってきたように、辛抱して各日にマシンを学ばなくてはならなかった。だから、すごく残念だ。SS14では、ダウンヒルに入る15km辺りで、すごくナローなラインを外れてしまった。ラインを外れてしまうとグリップが全くなくなり、残念ながらそれでゲームオーバーとなってしまった。かなり強く石壁にヒットしてしまったんだ。マシンはまだ動けたけど、残り2SSを走るにはリスキーだった。新規定のWRCマシン、フォードでの初めてのラリーだった。難しいラリーだったけど、あのミスをするまでの自分のドライビングにはかなりハッピーだった。正直、あれが自分のベストだったと思うし、多くを学べた。スウェーデンではいい走りができるよう、集中していかなくては」



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