クスコ2013年体制発表。ヴィッツをAPRCに – RALLYPLUS.NET ラリープラス

クスコ2013年体制発表。ヴィッツをAPRCに

 

 キャロッセは、CUSCO RACINGの2013年活動計画を発表した。従来からの活動の中心であるFIAアジア・パシフィックラリー選手権(APRC)および、全日本ラリー選手権(JRC)への参戦を行なう。

 APRCに関しては、2012年にタイトルを獲得したアジアカップにおいて、参戦車両をスバルWRX STIの2台体制。従前からのプロトン・サトリアネオを使用した2WD 部門及びジュニアカップへの参加支援プログラムを継続しつつ、新たにTRDとのジョイントプロジ
ェクトとしてトヨタ・ヴィッツを選手権に投入し、シリーズ全体の活性化にむけた新たなプロモーションプログラムを行なう。

 JRCに関しては、引き続きJN4クラスにスバルWRX STI、JN3クラスにトヨタ86で参戦し昨年以上の成績を目指す。あわせてジュニアチームへの支援を中心にプロトン・サトリアネオでの活動も引き続き継続する。

 また双方のシリーズにまたがるプログラムとして、本年より認められた国内規定(JRC)車両でのFIA地域選手権(APRC)への参加に関しては、トヨタ86を予定しプランを推進するという。

活動内容の詳細は以下。

アジア・パシフィックラリー選手権

 APRC にかけられたアジアカップの3戦に2012年アジアカップチャンピオンの炭山裕矢と、従来からの若手育成プログラムとして牟田周平を起用。コ・ドライバーはそれぞれ加勢直毅と保井隆宏が務める。マシンはCUSCO ADVAN WRX STI(GRB)。
 アジアカップ以外では、チームズタイトルのノミネートドライバーとして朝倉宏志/高橋巧を予定。マシンはこちらも5ドアのGRBとなる。
 また、2WD部門では昨年に引き続きマイケル・ヤング(ニュージーランド)/ダニエル・ウィルソンに新規車両となるトヨタ・ヴィッツを使用しての参戦サポートを行なう。

全日本ラリー選手権
 2012 年シリーズ3位となった柳澤宏至と、JN3クラス2位のベテラン三好秀昌の2台をメインドライバーとして参戦する。コ・ドライバーはそれぞれ中原祥雅と保井隆宏が務める。
 あわせて従来からのプロトン・サトリアネオでの活動に関しては、サテライトチームであるクスコ・ジュニアラリーチーム(CJRT)に明治慎太郎をドライバーとして派遣し、同チームをワークス体制のCUSCO RACING と同様にサポートを続ける。コ・ドライバーを務めるのは松井和子。

 上記の活動以外にも開発プログラムの一環として、炭山裕矢での全日本ダートトライアル選手権(SA3クラス)への参戦なども予定しているという。



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