PSRX、世界RXドイツ戦で3台目にVWモータースポーツの熟練テストドライバーを起用 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

PSRX、世界RXドイツ戦で3台目にVWモータースポーツの熟練テストドライバーを起用

©PSRX VW

世界ラリークロス選手権で現在、チームズ選手権首位、ドライバーズ選手権でもトップ2を独占と絶好調のPSRXフォルクスワーゲン・スウェーデン。9月27‐29日にドイツ・エステリンクで開催される第11戦には、3台目のフォルクスワーゲン・ポロGTIを投入することを発表した。ドライバーは、ドイツのディエテル・デッピンが務める。

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今季、PSRXが使用しているポロGTIには、フォルクスワーゲン・モータースポーツがテクニカル支援を行っているが、デッピンは同社のテストドライバー。これまでラリー、クロスカントリー、サーキットレースで経験を積んでいるほか、同社がWRCに参戦していた時期には、ポロの開発で相当距離の走行を重ねていたという。

「モータースポーツディレクターのスベン・スミーツに、ブクステフーデで開催される自分の母国戦で走る気はあるかと尋ねられた時、深く考える必要はなかったね」と語るデッピンは、現在51歳。
「エステリンクでのレースを本当に楽しみにしているが、世界ラリークロス戦に対しては心から尊敬している。特にスタートだ。レースに向けてしっかり準備していく。自分の参戦を快く迎えてくれるペター・ソルベルグのチームにも感謝している」

PSRXフォルクスワーゲン・スウェーデンのポロGTIは、フォルクスワーゲン・モータースポーツによって、WRCスペックから開発が始められている。
「ディエテル・デッピンは、フォルクスワーゲンではテストドライバーとして重要な役目を務めてきてくれているし、何年もレーシングドライバーとして活躍している。ダカールのチームにも参加していたし、数え切れないほどのレーシングマシンの開発にも関わってきた。何より、ポロR WRCによる通算12のWRCタイトル獲得にも、重要な役目を果たしてきてくれた」とスミーツはコメント。
「ブクステフーデへの参戦は、素晴らしい業績を残してくれたディエテル・デッピンへの感謝の気持ちでもあるが、ニーダーザクセンで開催されるラリークロスの一大イベントに、地元のヒーローをエントリーさせることに対してもうれしく思っている」



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