WRCドイツ:デイ2を終えてハンニネンが6番手、ラトバラが8番手 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCドイツ:デイ2を終えてハンニネンが6番手、ラトバラが8番手

©TOYOTA

8月18日(金)、WRC第10戦ラリードイツの2日目の競技がドイツ西部のボスタルジーを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racingのユホ・ハンニネン(トヨタ・ヤリスWRC)が総合6位、ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC)が総合8位につけた。なお、SS6終了時点で総合6位だったエサペッカ・ラッピ(ヤリスWRC)は、SS7でコースアウトによりマシンにダメージを受けストップ。チームはサービスパークでクルマを修復し、明日のデイ3での再出走を目指す。

ラリードイツのデイ2は、時々小雨が降る曇り空の下で競技が始まった。午前中のSSはコースの所々がウエットとなり、多くの選手がコースオフを喫した。さらに、午後のSSでは雨足が強まり、非常に滑りやすいコンディションとなった。

ハンニネンは安定した走りでトヨタ最上位の総合6位でデイ2を終えた。ラトバラはSS4終了時点で総合5位につけていたが、SS5でクルマに点火系のトラブルが起こり大きくタイムを失う不運に見舞われた。それでも総合8位につけ1日を終えた。

トミ・マキネン(チーム代表)
「今日は天気が悪く、選手にとっては難しい1日だった。このようなコンディションではミスが起こりやすく、途中まで良い走りをしていたエサペッカがクラッシュしてしまったのは残念だ。ヤリ-マティのクルマに起こったトラブルは恐らく点火系だが、さらなる精査が必要だ。ユホは、このラリーでの経験が十分でないにもかかわらず、素晴らしい走りをした。今日のような条件では、とにかくクレバーに戦わなければならない。明日は重要な1日なので、我々にとって良い展開となるよう願っている」

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ヤリ-マティ・ラトバラ
「今朝のステージはドライとウエットが混ざり、タイヤのグリップレベルが常に変化する難しい路面だった。しかしクルマのフィーリングはとても良く、安定した走りができていたので、サービスでセッティングを微調整すればさらに走りが良くなるはずだと期待していた。しかし、SS5を前に点火系にトラブルが起こってしまった。サービスで問題は解決されたが、強い雨によりコース上が水で覆われ、泥が広がった結果、午後は良いフィーリングが失われてしまった。少しでも順位を上げるためにも明日は重要な1日となる」

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ユホ・ハンニネン
「良い1日になった。午前中雨はそれほど強くなかったが、それでも道はかなり滑りやすく、あるコーナーでコースを外れてブドウ畑の中に突っ込み、クルマのフロント部にダメージを受けてしまった。その後も走り続けることができたのはラッキーだった。午後は雨が強くなったのでやや慎重すぎたと思うが、少し順位を上げることができた。このラリーに出るのは数年ぶりで、ステージを良く知らないため、今以上に攻めた走りをするのは難しい。ミスをしやすいとても難しいコースだが、クルマに関しては本当に満足している」

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エサペッカ・ラッピ
「左、右と曲がるコーナーで、イン側だけでなくコース上にも多くの泥があった。コーナーへの進入スピードが高すぎたためにクルマがスライドし、コーナー出口の壁に当たってサスペンションにダメージを負ってしまった。そのため、今日は競技続行を諦めなくてはならなかった。それまではとても上手く走れていたので残念だ。このような天候でのタイヤ選択は簡単ではないが、それでも良いタイムを記録することができた。明日はきっと再出走できると思うので、可能な限り長い距離を走り、経験値を高めたい」

WRCドイツSS8終了後暫定リザルト
1. オット・タナク(フォード・フィエスタWRC) 1:07:23.0
2. アンドレアス・ミケルセン(シトロエンC3 WRC) +5.7
3. ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC) +28.2
4. セバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC) +30.6
5. エルフィン・エバンス(フォード・フィエスタWRC) +52.1
6. ユホ・ハンニネン(トヨタ・ヤリスWRC) +1:14.7
7. クレイグ・ブリーン(シトロエンC3 WRC) +1:24.5
8. ヤリ‐マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC) +1:54.7
9. ヘイデン・パッドン(ヒュンダイi20クーペWRC) +2:29.5
10. ヤン・コペッキー(シュコダ・ファビアR5) +3:36.2

40. エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリス WRC) +14:30.1

チームが公開したデイ2ハイライト動画には、ラッピが壁に激突するシーンも含まれている。



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