WRCフィンランド:トヨタが1-2体制、競技2日目はラッピがリード – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCフィンランド:トヨタが1-2体制、競技2日目はラッピがリード

©TOYOTA

WRC第9戦フィンランドは競技2日目を終えて、トヨタのエサペッカ・ラッピが総合首位でラリーをリードしている。総合2番手にはチームメイトのヤリ‐マティ・ラトバラ、3番手にはMスポーツのテーム・スニネンと、地元フィンランド勢が上位を占めている。

M-SPORT

この日行われたのはSS2〜SS13の計12SS。オープニングのSS2は、ヒュンダイのティエリー・ヌービルが遅れたものの、1秒以内に8台が並ぶ接戦となった。ここでベストタイムをマークしたのはスニネン。自身2度目となる一番時計で存在感を見せた。続くSS3ではラトバラがベストタイム、0.1秒差の2番手でラッピが続く。ここでは優勝候補のオジエがエンジントラブルを訴えてペースダウン。SS10番手タイムとなり、総合順位も2番手から6番手へドロップしている。

SS4は波乱の展開となった。先頭走者のオジエがジャンプの着地で右リヤサスペンションを破損しデイリタイアを喫したほか、ヒュンダイのヘイデン・パッドンは岩に右リヤサスペンションをぶつけ同じくデイリタイア。また、ラリーをリードしていたMスポーツのオット・タナクはステージを走り切ったものの、右リヤタイヤを失いタイムロス。総合順位でも13番手と、勝負権を失ってしまった。

このSSではラッピがベストタイム、1.3秒遅れの2番手にラトバラ。上位陣が相次いで遅れたことも重なり、ラトバラはラリーリーダーに、ラッピも総合10番手から2番手へと浮上した。ふたりの差はわずか5.2秒だ。総合3番手にはシトロエンのクレイグ・ブリーン、総合4番手にテーム・スニネンという順位となっている。ここからラッピは、午前中のループ最後となるSS7まで怒濤の4連続ベストタイム。一方、エースのラトバラもこれをよくしのぎ、1.6秒差ながらラリーリーダーの座を守り切った。

CITROEN

午後のループとなるSS8、ここではSSのトップ4を地元フィンランド人ドライバーが占める結果となった。ベストタイムはスニネン。0.2秒差の2番手にトヨタのユホ・ハンニネン、3番手は1.1秒差の同タイムでラトバラとラッピがならんでいる。この結果スニネンは総合5番手から3番手にポジションアップを果たした。

そして、再びラッピの猛攻がスタート。SS9からSS12まで4連続ベストタイムを出す怒濤の走りを見せた。ラトバラも必死の抵抗を試みるが、前方の出走順ではペースが上がらず、ついにSS10で首位の座を明け渡すこととなった。ラッピはその後もじわじわと差を拡大。この日最後のSS13を終えた段階でラトバラに4.4秒差をつけ、堂々のラリーリーダーとなっている。以下、総合3番手にはスニネン、4番手にはブリーン、5番手にはハンニネンというオーダーだ。

HYUNDAI

競技3日目はSS14〜SS21の計8SS。注目はラリーフィンランドの名物ステージ「Ouninpohja(SS16/19)」だ。僅差のチームメイトバトルの行方に注目が集まる。オープニングのSS14は日本時間29日午後2時58分にスタートする予定。

WRCフィンランドSS13終了後暫定リザルト
1. エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC) 1:11:36.4
2. ヤリ‐マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC) +4.4
3. テーム・スニネン(フォード・フィエスタWRC) +19.0
4. クレイグ・ブリーン(シトロエンC3 WRC) +33.0
5. ユホ・ハンニネン(トヨタ・ヤリスWRC) +39.1
6. マッズ・オストベルグ(フォード・フィエスタWRC) +45.0
7. エルフィン・エバンス(フォード・フィエスタWRC) +45.1
8. ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC) +58.0
9. クリス・ミーク(シトロエンC3 WRC) +1:07.6
10. オット・タナク(フォード・フィエスタWRC) +1:50.2

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