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横浜ゴム、2017年のモータースポーツ活動計画を発表

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横浜ゴムは、2017年のモータースポーツ活動計画を発表した。タイヤ事業のグローバル展開の一環と位置づけ、国内外での幅広いモータースポーツ活動を通して、ヨコハマタイヤの認知度向上を図り、自動車産業およびモータースポーツマーケットの成長発展・活性化に貢献していくという。

全日本ラリー選手権では、昨年はJN5クラスの柳澤宏至/中原祥雅とJN2クラスの明治慎太郎と馬場雄一、JN1クラスの新井正和らヨコハマタイヤユーザーがチャンピオンを獲得。今年もターマックで「ADVAN A052」、グラベルで「ADVAN A053」を中心としたラインナップで、ユーザーの走りを支え、JN6クラスの奴田原文雄/佐藤忠宜、新井敏弘/田中直哉をはじめ、より多くのクラスでチャンピオンを目指す。

スピード行事では、昨年は全日本ジムカーナ選手権PN2クラスの片山誠司とSA1クラスの若林隼人がチャンピオンを獲得。「ADVAN A050」と「ADVAN NEOVA AD08R」に加え、「ADVAN A052」を武器としてさらなる活躍を目指す。

全日本ダートトライアル選手権ではPN1クラスの宝田ケンシロー、SA1クラスの中島孝恭、SC2クラスの田口勝彦、Dクラスの谷田川敏幸がチャンピオンを獲得。軟質路面用の「ADVAN A031」から超硬質路面用の「ADVAN A036」まで、幅広いラインナップでチャンピオン獲得を目指す。

モータースポーツ進行促進活動の一環として、競技参加者を支援する「ヨコハマ・モータースポーツ・スカラシップ2017」を実施。競技の成績に応じてポイントを付与し、タイヤを支給する。

なお、横浜ゴムは創業100周年を迎え、100周年記念ロゴマークを製作。競技車両に貼り付けるステッカーにも活用していく。100周年記念ロゴマークはYOKOHAMAのアイデンティティでもある「5本の赤いライン」をモチーフに、100周年のさらに先の未来に向けて力強く進んでいく情熱を表現した。また、100の「00」の重なりは、お客様に必要とされるタイヤ・ゴムメーカーであり続けるために皆様とともに次の100年を作り上げる姿勢を表現している。

それ以外に、FIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)、全日本スーパーフォーミュラ選手権、全日本F3選手権、スーパー耐久シリーズでワンメイクタイヤ共有をおこなうほか、SUPER-FJ、SUPER GTシリーズ、TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race、オフロードレースやカートレースなど、世界各国のヨコハマタイヤ装着チームの活躍を支え、モータースポーツ活動で得たデータを市販タイヤ開発に活かしていく。

イベントレポートやリザルトは、横浜ゴムのモータースポーツサイトで随時更新していくほか、facebook、YouTubeなどのSNSでも情報を発信していく。

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