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WRCスウェーデン:シェイクダウン結果

 

WRC第2戦のスウェーデンがいよいよスタート。2月5日(水)朝には3.99kmのコースを使ってシェイクダウンテストが行なわれた。

ところが今年のスウェーデンは気温が高く、雪は例年になく少なめ。一部ではグラベルが露出し、タングステンのスタッド抜けを誘発したり、タイヤそのものにダメージがおよぶ可能性がある。シェイクダウンで使ったタイヤも競技本番で使うことができるため、各車ともスタッドを温存し、比較的スピードを抑えてシェイクダウンを終えた。モンテカルロで今シーズン1勝目を挙げたセバスチャン・オジエは、リスクを避けて12番手タイムと、本番に向けて照準を合わせている。

トップタイムを出したのはシトロエンのマッズ・オストベルグ。ヤリ‐マティ・ラトバラが0.4秒差で続いている。また、スウェーデン初挑戦となるクリス・ミーク(シトロエン)は2回目の出走時にコースアウトしスタック。ステアリングにダメージを受けて修復作業を余儀なくされたが、その後の走行で3番手タイムを刻んだ。

WRカー勢の中で唯一ピレリタイヤを装着したヘニング・ソルベルグ(フォード)は4番手タイム。続いてヒュンダイのティエリー・ヌービル、WRカーデビューとなるフォードのクレイグ・ブリーンというオーダーになっている。

今回のラリーはセレモニアルスタートは行なわれず、SS1となるカールスタッドでのスーパーSSから競技が始まる。SS1は現地時間の5日20:05(日本時間の2月6日4:05)からスタート予定。

【シェイクダウン トップ10タイム】
1 M.オストベルグ(シトロエンDS3 WRC)1:55.8
2 J-M.ラトバラ(フォルクスワーゲン・ポロR WRC) 1:56.2
3 K.ミーク(シトロエンDS3 WRC) 1:56.6
4 H.ソルベルグ(フォード・フィエスタRS WRC) 1:57.2
5 T.ヌービル(ヒュンダイi20 WRC)1:58.0
6 C.ブリーン(フォード・フィエスタRS WRC)1:58.4
7 J.ハンニネン(ヒュンダイi20 WRC)1:59.9
8 M.ソロウ(フォード・フィエスタRS WRC)2:01.0
9 R.クビカ(フォード・フィエスタRS WRC) 2:01.4
10 Y.プロタソフ(フォード・フィエスタR5)2:02.7



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