WRCスウェーデン:プレイベント記者会見(WRC2) – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCスウェーデン:プレイベント記者会見(WRC2)

 

●WRC2プレイベントカンファレンス出席者
ヤジード・アルラジ=YAR(フォード・フィエスタRRC)
フレドリック・アーリン=FA(フォード・フィエスタR5)

Q:
ヤジード、去年はここでWRC2勝利を飾ったが、今回のアプローチは。テストは行ったか。
YAR:
勝ちたいと思っているが、先週クロスカントリーに参戦したばかりだし、自分の国ではアイス路面は経験がないので、スノーのステージは簡単ではない。1年前はテストなしでこのコンディションに挑んだ。今年も上位に食い込みたいが、今年はとても難しい。

Q:
ステージコンディションの面で、今回過酷な要素は何か。
YAR:
スウェーデンの最初のステージは、ノルウェーの最初のステージよりも状態が悪くグラベルがたくさん出ている。ラリー全体ではタイヤが足りないと思う。タイヤからスタッドがなくなっても、スペアが使えない。去年は2kmのステージで5秒もロスした。スタッドがなくなったタイヤでアイス路面が出てきたら警戒しなくてはならない。

Q:
プッシュするか。
YAR:
ラフな道が多く、僕のマシンには向いているが、R5マシンには厳しい。2ループ目のステージではアタックできる。今回は長いラリーだし、よりテクニカル。いいフィーリングをつかみたい。来週はロシアのラリーでハマーに乗るんだ。

Q:
今年はフル参戦するのか。
YAR:
今年はWRC2、中東選手権、クロスカントリーに参戦し、地元のイベントにも何戦か出る。WRC2は少なくとも7戦を予定している。

Q:
タイトルは狙うか。
YAR:
もちろん、昨年よりも上の位置を狙いたい。昨年は5戦に参戦し、今年は7戦を予定している。1位でフィニッシュしたいが、地元勢が速いので、どうなるかな。

Q:
フレデリック、去年は参戦しなかった。
FA:
僕のアパートはここから250mのところにあるので、地元で参戦できるのはいつでもいい気分だ。

Q:
今年はWRC2に参戦するが、決めた理由は。
FA:
今年は修行の年。このスウェーデンから始めて、自分の力を見定める。できる限り多く参戦したい。

Q:
2012年はWRCに参戦していたが、昨年は地元での参戦だった。
FA:
まだ若いし、PSDで優勝した最年少ドライバーだが、まだ自信がない。くだらないミスもしていたので、一歩戻ってから、二歩前進したいと思っている。去年はスウェーデン、ノルウェー、フィンランドでたくさんのラリーに出た。タイトルは獲れなかったが、去年はとても自信がついた。

Q:
フィエスタR5については。
FA:
日曜日にテストをして、とてもドライブしやすかった。このマシンならもっとパフォーマンスを上げられると思うが、自分のペースから始める。

Q:
シェイクダウンはどうたったか。
FA:
ジャンプがあって、初めてマシンで飛ぶことができた。飛んでいる間は、R2マシンと同じような感じだったが、着地はとてもリラックスできた。

Q:
今シーズンの展望は。タイトルは狙えるか。
FA:
No, no, no。今年は学ぶことに努めたい。DMACKには速いドライバーが2人いる。僕は今年は勉強して、2015年に全開でプッシュしたい。



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