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ERCエストニアで3車種のR5マシンが総当たり

 

 ERC次戦のラリーエストニア(グラベル)に、エントリー〆切りの間際になってセバスチャン・シャルドネがシトロエンDS3 R5が参戦表明。このイベントにはオィット・タナックがフォード・フィエスタR5、カール・クルーダとシーム・プランギがプジョー208T16でエントリーしており、フォード、プジョー、シトロエンと、現在R5マシンを投入している3メーカーが初めてERCの実戦で揃っての対決に挑むことになる。

 さらに、依然としてR5マシンに対等のバトルを展開しているシュコダ・ファビアS2000陣ではセップ・ウィガンがエントリーしており、エストニアの優勝争いは熾烈な展開となりそうだ。

 今回DS3 R5を駆るシャルドネは、昨年WRC3タイトルを獲得した他、シトロエントップドライバーを受賞しており、今季はWRC2に参戦。サルディニアではDS3 R5を初めてWRC2にエントリーした際のドライバーも務めているが、ERCへの参戦はこれが初めて。

「すごくプレッシャーを感じるが、DS3 R5でエストニアに参戦するのは、経験を積み自信を高めるためにも、素晴らしいチャンス」というシャルドネはフランス出身の25歳。「エストニアではすべてのステージで成長を目指しながら、WRC2の次戦であるフィンランドの準備を進めることが目標。どんなテストや練習よりも、実戦に参戦することが格段にいいからね。エストニアのステージを見るのが待ち切れないよ」

 ERC第7戦ラリーエストニアは、7月17−19日、エストニア南部の、オテパを拠点に開催される。

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