全日本ラリー久万高原:ターマック最長SSのラリー初日は勝田と新井が僅差の勝負 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

全日本ラリー久万高原:ターマック最長SSのラリー初日は勝田と新井が僅差の勝負

 

全日本ラリー第2戦「久万高原ラリー Supported by Sammy」は4月30日(土)にデイ1の走行が行われ、前戦の開幕戦で開幕11連覇を達成した勝田範彦/石田裕一(スバルWRX STI)が、SS3で先行する奴田原文雄/佐藤忠宜(三菱ランサーエボリューションⅩ)を捉えトップに立ち、初日をトップで折り返した。

ターマックラリーとしてはシーズンのなかで最長となる158.15kmのSSが設定された今回のラリー。デイ1は7SS(総距離89.41km)が用意されている。

早朝から雲ひとつない快晴に恵まれたデイ1、オープニングステージとなるSS1/大谷I(4.95km)は、このラリーに新サイズのADVAN A08Bを投入した奴田原がベストタイムをマーク。続くSS2/大川嶺リバースI(13.89km)でもベストタイムを重ね、2番手に付ける新井敏弘/田中直哉(スバルWRX STI)に3.3秒差のトップに立った。だが、このラリー最長のステージとなるSS3/美川Ⅰ(23.39km)で、トップから3.8秒差の勝田が一気に逆転。奴田原を捉え2番手に浮上した新井に8.2秒差のトップに躍り出る。

その後も勝田は、SS4/大谷IIでこの日2本目のベストタイムを奪い、新井との差を9.1秒広げるが、「サービスでタイヤの特性に合わせてセッティングを変えた」という新井がSS5/大川嶺リバースIIでこの日初となるベストタイムを獲得。その後もSS6/美川II、SS7/大谷IIIを連取し、首位の勝田に2.3秒差まで詰め寄った。一方、SS3で順位を下げた奴田原は、2日目のステージを考慮してセクション2はタイヤを温存する作戦を展開し、初日はトップから20.7秒差の3位という結果となった。

JN5クラスは、SS1で関根正人/小坂典嵩(シトロエンDS3 R3)が、SS2で柳澤宏至/中原祥雅(プジョー208R2)がベストタイムというドッグファイトを展開したが、SS3で柳澤がタイヤを痛め大きくタイムロス。トップの関根から1分以上の差を付けられ、大倉聡/豊田耕司(トヨタ・ヴィッツGRMNターボ)にも抜かれ3位に順位を落とした。その後はSS4と7は関根、SS5と6は柳澤がそれぞれベストタイムを奪うが、初日は関根が首位、SS6で2位に返り咲いた柳澤がそのままポジションを守りきり2位、大倉が3位という結果で初日を終えた。

JN4は、開幕戦を制した石川昌平/石川恭啓(トヨタ86)が、このラリーでも初日7本のSS中5本のSSでベストタイムを奪う速さを見せ、SS5でベストタイムを奪い2位に付ける山口清司/島津雅彦(トヨタ86)に25.8秒差のトップに立った。3位には、ベストタイムはなかったもののコンスタントに好タイムをマークした横嶋良/木村裕介(スバルBRZ)が付けている。

JN3クラスは、開幕戦優勝の天野智之/井上裕紀子(トヨタ・ヴィッツRS)が、初日すべてのSSでベストタイムをマーク。2位には、SS2で1速ギヤと2速ギヤを失うという苦しい展開となった岡田孝一/菅野総一郎(マツダ・デミオ)、3位にはRX-8の中西昌人/美野友紀が付けている。

JN1クラスは、昨年シリーズ2位の鈴木尚/鈴木裕(スズキ・スイフトスポーツ)が、2位の小川剛/佐々木裕一(ホンダ・フィットRS)に42.9秒差のトップで初日を折り返した。小泉茂/小泉由起(日産マーチNISMOS)と、松原久/和田善明(マツダ・デミオ15MB)とで激しく繰り広げられた3位争いは、午前のセクションでは小泉が3位に付けたが、午後のセクションで松原が小泉を逆転。松原が小泉に15.2秒差の3位で初日を終えている。

デイ2は、デイ1に設定されたSS美川の逆走となるSS神岡(6.00km)とSS西谷(14.32km)と、SS大川峰リバースの逆走となるSS大川峰(14.05km)をそれぞれ2回ループする68.74km。天候は初日と同じく晴れの予報が出され、ドライコンディションのなかで戦われることが予想される。今年から導入された新たなタイヤ規定がタイヤマネージメントにどう影響するかが、大きな焦点となりそうだ。
デイ2オープニングのSS8/神岡Iは9時13分、最終ステージとなるSS13大川峰IIは13時08分に1号車がスタートする予定だ。

久万高原ラリー supported by Sammy デイ1リザルト

順位ドライバー/コ・ドライバー車名クラスタイム/差
1勝田範彦/石田裕一ラックSTI 名古屋スバル DL WRX JN-6 1:13:17.6
2新井敏弘/田中直哉IAテクニカBRIGエナペガルフランサーJN-6+2.3
3奴田原文雄/佐藤忠宜ADVAN-PIAAランサーJN-6+20.7
4福永修/竹原静香オサムF・プラム・DLランサーJN-6+1:07.8
5徳尾慶太郎/大庭正璽クスコDLitzzフォルテックランサーJN-6+1:56.1
6竹内源樹/保井隆宏ADVAN CUSCO WRX-STIJN-6+2:40.6

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