©Takuji Hasegawa
2025年シーズンWRC第13戦ラリージャパンは、11月6日(木)にシェイクダウンを実施。トヨタGRヤリス・ラリー2でWRC2にエントリーする山本雄紀は、ラリー2マシンのトップとなったニコライ・グリアジン(トヨタ)から、4秒差の9番手タイムをマークした。
2024年にラリージャパン初参戦を果たした山本。今シーズンはエストニアやフィンランドで好走を見せており、2度目の母国凱旋ラリーとなる今回のラリージャパンでは、フィンランド修行の成果を見せたいところ。
「今年1年の参戦で安定感を磨けたと思っていますし、その結果がエストニアとかフィンランドで出せたと思っています。なので、昨年のラリージャパンでのアクシデントに関しては、全然心配していません。自分の思っているスピードを出して安定していれば、リザルトはついてくるかなと思っています」
「レッキを走った印象は、想像どおりのラリージャパンという感じの道でした。ただ、今年はあまり落ち葉がなくて、比較的きれいなコースでしたね。あとは新ステージの『Obara』はすごく面白そうなステージです。トリッキーなセクションもあれば、日本とは思えないくらいめちゃくちゃハイスピードなセクションもあって、ドライバーによって、かなりタイム差がつくはずです。今回のキーになるステージだと考えています」
「オリバー(ソルベルグ)やガス(グリーンスミス)ら、ライバルは手強いんですが、長いラリーですし、しっかり自分の走りをしていれば、チャンスは必ずあるはずです。まずは無理せず、自分の持っている実力を出し切ることに集中して、最終的な結果でみんなの中に入っていければいいなと思います。ラリージャパンは、SS1から攻め切るには、すごくトリッキーなラリーです。毎年1本目から何かが起こっていますよね。もちろん抑えすぎることなく、ただ無理せず、まずは1本走ってみて、タイムを見つつ組み立てていこうかなと思ってます」












