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FIAは、4月27日にフィニッシュを迎えたWRC第4戦ラリーカナリア諸島(スペイン、ターマック)から、優勝クルーにFIA会長メダルの授与を開始した。
このメダルは、FIAのモハメド・ビン・スライエム会長が主導し、モータースポーツの成功を個人に向けて永続的に残る象徴を作ることを目的として、2022年のF1から授与が始まった。メダルは、イタリアのミラノにあるリベ・インシジョーニ社により、スクラップ金属を高品質なアイテムに生まれ変わらせる独自の製法で作られており、廃棄物を最小限に抑えたサステナブルなアイテムとなっている。
「サステナブルな方法で作られたメダルでラリーでの勝利を祝うことで、勝者とその功績を称えるだけではなく、将来の世代のためにモータースポーツを守り、保存するための継続的な努力を強調することにもつながる」とビン・スライエムはコメントしている。
初めてのメダルを授与されたのは、WRCカナリア諸島で圧勝を飾ったトヨタのカッレ・ロバンペラとヨンネ・ハルットゥネン。さらに、今季すでに終了した第1戦〜第3戦の優勝クルーにも、さかのぼってメダルが贈られる。