ラリーメキシコは国別対抗システムを導入 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ラリーメキシコは国別対抗システムを導入

 

 今年WRCカレンダーから外れ独自の開催となったコロナ・ラリーメキシコだが、参戦するドライバーラインナップはちょっと豪華になりそうだ。
 最大のポイントは『ラリーオブネイションズ』と題され、各国2名のドライバーがチームバトルを繰り広げるシステム。ステージ順位ごとにポイントが与えられ、合計の点数(タイム差ではなく)で争われる。これにより大きくタイム差が離れたとしても、ラリー終盤まで目の離せない戦いを演出する狙いだ。

 現時点で参戦を表明しているのは、フィンランドからハリ・ロバンペラとトニ・ガルデマイスター、スペインはダニ・ソラとチェビー・ポンス、オーストリアからはマンフレッド・ストールとアンドレアス・アイグナー、フランスはディディエ・オリオールとブリス・ティラバッシ、イタリアからマリオ・イソラとステファノ・マリーニという豪華なメンバーが出場を表明しており、今後もアメリカやコスタリカ、エクアドル、ウルグアイ、ペルーなどのチームについても発表されるものと予想される。

 主催者のウェブサイトではトニ・ガルデマイスターとハリ・ロバンペラのコンビについてアナウンスがあり、チーム名は『コロナ・チーム・フィンランド』、使用するマシンは三菱ランサーエボリューションⅨのグループNと発表されている。

 トニ・ガルデマイスターは昨年までスズキ・ワールドラリーチームでエースを務め、それまでにもセアト、シュコダ、フォード、シトロエン、三菱といった様々なマシンに乗るなど多彩な経験をもつ。スズキの撤退によってシートを失ってしまった今年はIRCモンテカルロにアバルト・グランデプントS2000で、イタリアのサンマリノラリーにはトミ・マキネンレーシングのスバル・インプレッサグループNで出場するなど、第一線からは離れたものの活動は継続中。

 一方のハリ・ロバンペラは、WRC昇格前(2002年)のラリーメキシコにプジョー206WRCで出場、見事優勝を果たしている。かつてセアト、プジョー、三菱、シュコダなどで活躍し、2007年はラリークロスにフォードやボルボで出場していた。グループNマシンに乗るのは1996年以来とのことだが、どのような走りが見られるか注目が集まっている。

 コロナ・ラリーメキシコは7月9〜12日に世界遺産の街グアナファトからスタートする。

ワールドラリーカレンダー2019