WRCジャパン:エバンス「ラリージャパンの最終日は非常にエキサイティング」日曜日コメント集 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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WRCジャパン:エバンス「ラリージャパンの最終日は非常にエキサイティング」日曜日コメント集

©TOYOTA

WRCジャパン(ターマック)、デイ4、日曜日終了後の各ドライバーからのコメント(抜粋)。今季初優勝を挙げたトヨタのエルフィン・エバンスは、週末をとおして思うようなスピードを発揮できていなかったが、ヒョンデのオィット・タナックへのプレッシャーをかけようとし続けたことが勝利へつながったと振り返る。自身がトップに立ったあともチームの目標であるマニュファクチャラーズタイトル獲得にむけてさらなるプッシュを続けたことが逆転タイトルを可能したと語っている。

*カッコ内は順位の前日比
*獲得ポイントは 木〜土+日曜日+パワーステージ=合計の順に明記

[トヨタ・ガズーレーシングWRT]
トヨタGRヤリス・ラリー1ハイブリッド
エルフィン・エバンス/総合優勝(↑)
日曜日単独順位:4位
獲得ポイント:18+5+3=26
「ラリージャパンの最終日は非常にエキサイティングで、結果には元気づけられた。チームにとってのホームラリーで連勝できたことはうれしいし、それがチームの一員としてマニュファクチャラーズタイトルへの貢献できたことを誇りに思う。週末をとおして、望んでいたようなパフォーマンスを得られなかったこともあったけど、最後まで調整を続けていた。今朝オィット(タナック)に起こったことは、彼がプッシュしないといけない状況になり、それによってチャンスが開けたけど、それだけでは必要なポイントは得られていなかったはずだ」

セバスチャン・オジエ/総合2位(↑)
日曜日単独順位:3位
獲得ポイント:15+4+5=24
「ラリージャパンでの最終ステージの終わり方としてこれ以上の筋書きはないと思う。オール・オア・ナッシングという状況でのパワーステージでこのようなパフォーマンスを発揮して、チームとともにタイトル勝ち獲ったことに大変満足している。モリゾウさんをはじめとするチーム全員の明るい笑顔を見ることができたのは、シーズンをとおして全員が頑張ったことへのご褒美だ。我々が諦めずに戦ったことの証となった」

TOYOTA

勝田貴元/総合4位(↑)
日曜日単独順位:6位
獲得ポイント:10+2+2=14
「とても大変なシーズンでしたが、マニュファクチャラーズタイトルを獲得できて嬉しく思います。我慢し通しの週末でしたが、コース上にとどまり続け、パワーステージではプッシュできました。チームの素晴らしいサポートがなければ実現しなかったので、チームとチームメイトに精一杯の感謝をしたいと思います。たくさんの人に応援していただいたのに表彰台に立てなかったことは残念ですが、盛大なサポートに感謝します」

TOYOTA

[ヒョンデ・モータースポーツ]
ヒョンデi20Nラリー1ハイブリッド
ティエリー・ヌービル/総合6位(↑)
日曜日単独順位:1位
獲得ポイント:6+6+4=16
「長年の夢が叶い2024年FIA WRCドライバーチャンピオンとなることができた。何よりも最初に11年間を共にしたチームに感謝したい。何度も選手権2位となったときも諦めずに、この日が来るまで一緒に戦ったチームの存在がなければ実現不可能だった。そしてマルティン(ウィダグ)にも感謝と祝福をしたい。コクピット内でのコンビネーションを強固にし戦ってきた4年間はすばらしかった。残念なことに完璧な形とはならなかったけど、ヒョンデ・モータースポーツにとって最初のドライバーズタイトルを獲得したことを誇りに思う」

HYUNDAI

アンドレアス・ミケルセン/総合31位(↑)
日曜日単独順位:2位
獲得ポイント:0+7+1=8
「昨日の午後にデイリタイアを決断したあと、今日の走行のために万全の準備を進めてきた甲斐あって、速さもあり上位で戦うことができた。ところがマニュファクチャラーズタイトルを逃してしまったことは心から残念に思う。チームの誰もが素晴らしい働きをして、マシンはしっかりと機能し信頼性もあった。チームはタイトルに値するだけの活躍をしていたと思う。反対にティエリー(ヌービル)のタイトル獲得はとても嬉しい。彼とは国内選手権の頃から戦いともに成長してきた仲間なので、彼がタイトルを手にできて感動している」

HYUNDAI

オィット・タナック/SS17でリタイア
「筆舌に尽くしがたい災難だった。滑るとは思っていなかった箇所だったが、コーナーに入った瞬間にフロントが流れてしまい、コースに戻ることができないところまで行ってしまった。こんな形でシーズンが終わってしまったことはがっかりだが、ティエリーはシーズンをとおして安定していて、プレッシャーを上手くコントロールしていたので、今年は彼がチャンピオンに相応しい」

HYUNDAI

[Mスポーツ・フォードWRT]
フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1
アドリアン・フルモー/総合3位(↑)
日曜日単独順位:5位
獲得ポイント:13+3+0=16
「予想通り、トリッキーで難しいラリーだった。土曜日からタカ(勝田)とセブ(オジエ)を相手に良い勝負をでき、ターマック戦で初めて表彰台を獲得できたのはよかった。アレックス(コリア)共々、チーム全員に1年間のすばらしいハードワークに感謝したい」

M-SPORT

グレゴワール・ミュンステール/総合5位(↑)
日曜日単独順位:7位
獲得ポイント:8+1+0=9
「トップ5の結果には満足している。土曜日は非常に良かったが、今日は所によって苦労したがエンジニアと作業したことで良い学びになった。良い形で1年を締めくくることができ、チームのみんなに感謝したい」

M-SPORT

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