アバルト体制変更。チーム代表のニコラ・グリーノが退任? – RALLYPLUS.NET ラリープラス

アバルト体制変更。チーム代表のニコラ・グリーノが退任?

 

 アバルトのチーム代表を務めていたニコラ・グリーノがチームを去ることとなったと、英オートスポーツ誌が伝えている。不振を極めたインターコンチネンタルチャレンジ(IRC)の成績に対し責任をとったかたちだ。
 アバルトは2006年シーズンのIRC(当時はインターナショナルラリーチャレンジ)でのマニュファクチャラーズチャンピオンであり、初代王者のジャンドメニコ・バッソも、今シーズンはここまでわずか1勝のみ。

 チームは現在、後任の代表をアナウンスしていない。関係者は「チーム内の誰にとっても分かっていたこと」だと述べ、勝とうにも勝てない苦しいシーズンだったことを振り返る。
 今シーズンのヨーロッパラリー選手権では、前述のバッソが2度目のERCタイトルを獲得している。しかしIRCでは新登場のシュコダと、3年連続でマニュファクチャラーズタイトルを獲得しているプジョーに完全にやり込められ、プロトンに負けてしまうことも少なくなかった。もともと現行のグランデプントは06年登場という初期のS2000マシン。たびたび基本設計の古さが問題視されてはいたが、それが露呈した格好だ。

 ニコラ・グリーノは2009年5月に行なわれたWRC PLUS(vol.05)のインタビューで「もしもWRCをやるならベースは次期グランデプントになる可能性もあります。いずれにせよ、現時点でレギュレーションがはっきり決まっていない以上、なんとも言えませんが」と将来への展望も口にしていた。

 アバルトは今週末に開催されるIRC最終戦スコットランドにはワークス参戦しない。プジョーのマニュファクチャラーズタイトルはすでに決定しており、前戦のサンレモでクリス・ミークの王座も決まっているからだ。ただ、イギリス国内ラリー選手権のチャンピオン、キース・クローニンがアバルトの供給するグランデプントで参戦することが決まっている。
 アントン・アレンについては2010年の契約が残っているとのことだが、現時点で来年のアバルトの参戦体制についてはアナウンスがない。



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