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WRCスウェーデン:ケトマーがWRC2でリベンジ勝利

 

WRCスウェーデン、WRC2部門では、フィンランドのヤリ・ケトマー(フォード・フィエスタR5)が優勝を飾った。本格的に競技が始まった金曜日のデイ2から首位に立ち、そのままリードを譲らない貫録勝利。昨年は、カール・クルーダと最終ステージまで勝利を争い、3秒以下差で届かなかった悔しさを晴らした。

「去年は本当に僅差出勝利を逃したから、今回はすべてがうまく行ってうれしいよ」とケトマー。「初日はリードを築くためにハードにプッシュして、そこからコントロールした。昨年を通してスタッドタイヤの開発に尽くしてきたから、それが報われた」

2位には32.6秒差でアイビン・ブリニルドセン(フォード・フィエスタRRC)が入り、DMACKタイヤ勢が1-2を飾った。3位は、MINIジョン・クーパー・ワークスS2000のバレリー・ゴルバン。

WRC3では、今回唯一のエントリーだったノルウェーの若手、オーレ・クリスチャン・ベイビー(シトロエンDS3 R3T)が、ミスのない走りでフィニッシュを果たしマキシマムポイントを獲得。モンテカルロで3位に入っているベイビーは、これで選手権でも首位に立った。

「ラリースウェーデンを走り切ったことは、今後にとってとても貴重な経験になる」とベイビー。「部門にライバルがいなかったから、WRC2のマシンとタイムを比較していた。平均速度では1km当たり1.5秒差程度だったというのが分かって、よかったよ」

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