イタリア選手権でカッレ・ロバンペラらふたりの16歳が奮闘 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

イタリア選手権でカッレ・ロバンペラらふたりの16歳が奮闘

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イタリア国内選手権では現在、トミ・マキネンも絶賛するフィンランド出身の新進気鋭の若手、16歳のカッレ・ロバンペラが特認を受けて選手権に挑んでいるが、ボリビアからも同年齢のマルコ・ブラシアが同じ条件で参戦しており、注目を集めている。この週末に開催されたサンマリノラリーでは、今季2度目となる両者の対決が実現した。

昨年はこの年齢でも通常参戦が認められるラトビア選手権でタイトルを獲得しているロバンペラは、イタリア選手権ではプジョー208T16を駆っているが、イタリアのラリーは、バルト三国周辺で開催されるラリーとは、全く違う挑戦だと言う。
「両極端のラリーだ。バルト三国のラリーはとても高速だが、イタリアはとても低い速度域の道を走らなくてはならない」と語るロバンペラは、イタリアのベテラン、パウロ・アンドレウッチのチームメイトとして活動している。「パウロはとても助けになってくれていて、いつも情報を与えてくれる。僕らにとって、とても重要なことなんだ」

一方、ブラシアはフォード・フィエスタR5 Evoでの参戦。「ボリビア選手権のトップカテゴリーで勝ったので、ヨーロッパへの挑戦を決めた。最初はスペインで参戦が認められていたが、その後イタリアでも認められた。自分の課題は、これまでのトヨタ・カローラからマシンが変わったので、まずは(4輪駆動ターボマシンに)慣れること。自宅ではカローラを運転しているので、気持ちの中でスイッチを変えなくてはならないような感じ。とてもややこしいよ。それにイタリアの道は、まったく違う。地元の道はもっとワイドで、石や絶壁がたくさんあるんだ」

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そのサンマリノラリー、ロバンペラは2番手につけていたが、最終コントロールに向かう77kmのリエゾン途中でストップ。燃料のバルブセンサーの不具合によるものだという。ロバンペラは首位で最終ステージを迎えており、2位のアンドレウッチとの一騎打ちに注目が集まっていた。

アンドレウッチは初日、先頭走行のためにペースを上げることができず、最終日はロバンペラに29.3秒遅れでスタートしていた。そして最終ステージまでに8.7秒まで差を詰めたが、タイヤにトラブルを抱え、ロバンペラとの差は1分14秒5に広がってしまった。ちょうどその時に、ロバンペラがリタイアを喫するという皮肉な結果となった。

総合優勝はシュコダ・ファビアR5で参戦した、ウンベルト・スキャンドーラ。ブラシアはサスペンションを破損してリタイアした。
(Martin Holmes)



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