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ラリージャーナリスト古賀敬介のWORLD RALLY TOURS

【古賀敬介のWRT メキシコ編03】お客さんの盛り上がりは世界一!?

快晴! とは言えませんが今日もメキシコはいい天気でした。
久しぶりの半袖シャツだったので、生っ白くなっていた腕は強い日差しで真っ赤に。
毎回、日焼け止めを持ってこようと思いながら忘れてしまいます。
見てください、この素晴らしい青空を。
でも、上位の選手たちが走る時は曇ってしまいました。

それにしてもメキシコの日差しは強烈に強い。
路面はカラカラに乾ききり、ラリーがスタートすると
砂ぼこりで全身真っ白になってしまいます。
カメラなんかは、まるで粉砂糖をまぶしたドーナッツみたいに美味しそうな姿に変身。
キヤノンの人が見たら卒倒間違いなしでしょう。
防塵防滴性能の高さがWRCでは試されるのです。


マシンが数台走ると置いておいたカメラは砂煙でこんな感じに。粉砂糖をかけたお菓子みたい?

今日は、全部で3本のSSに行ってきました。
メキシコのステージはけっこうハイスピードなところが多く、
非常に見ごたえがあります。
しかもジャンプや川渡り=ウォータースプラッシュもたくさんあって、
WRCの面白さがギュッと凝縮した良いラリーだと思います。

SSが始まる前、楽団を荷台に乗せたトラックがコースを走りお客さんを盛り上げます

ステージで走りを見ていて、日本で人気の高い
ペター・ソルベルグと新井敏弘の走りが
全盛期のキレ味を取り戻したことを実感しました。
ふたりともクラスは違いますが、
ここしばらくは“らしくない”モッサリとした走りが続いていました。
ペターはマシンをシトロエンにスイッチすることで、
新井は開発体制を見直すことで本来の走りを取り戻したのです。
しばらく迷い道に入り込んでいたベテランの復活はうれしいかぎりですね。

メキシコがWRCとして開催されたのは2004年が初で、
その時はまったくお客さんがいなかったことを覚えています。
当時のメキシコはWRCがまだよく知られていなくて、
みんなどうやって楽しんだら良いかもわからなかったのでしょう。
しかし、お客さんの数は年々増えていき、ノリも最高に。
今ではWRCの中でもアルゼンチンと1、2を競うほど
素晴らしい盛り上がりのラリーに成長しました。
お客さんの楽しみ度では世界ナンバー1かもしれません。
取材をしているこちらも自然とハッピーな気分になってきます。

コースサイドで楽しみまくっている地元ファンの方々。おじさんの笑顔が最高です

長かったメキシコ取材もあと1日で終了。
明日もまた良い天気となることを願いながら、
そろそろ寝ることにしましょう。

おやすみなさい!

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