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ラリージャーナリスト古賀敬介のWORLD RALLY TOURS

【古賀敬介のWRT スウェーデン編05】“コリンズ・クレスト”は40m級の大ジャンプ!

目覚まし時計が鳴っても体が動きません。
午前4時30分、起きてステージに向かう時間ですが
なかなかベッドから起き上がれない。
ラリースウェーデンのデイ2、そろそろ疲労がマキシマムです。
しかし窓から外を見ると空に星が出ている。
今日も快晴かと思うと少しうれしくなってきて
取材準備にとりかかりました。


ラリースウェーデンの取材はいつもとてもハードなんです。
まだ真っ暗なうちに雪道を160kmぐらい走ってステージに向かい、
着いたら雪の上を2kmほど歩いて撮影スポットにアクセスします。
合計すると1日で500km以上走り、5〜6kmぐらい歩きます。
気温は昨日よりも少し上がったとはいえマイナス10度以下。
ただでさえ疲れているのに、
この寒さがオジサンのエネルギーを急速に奪い取るのです。

フィンランドからいらっしゃった熱狂的なヒルボネンのファン。WRCに多いんですよ、こんな自由人的オジサンたちが。

それでも青空の下、白銀の世界をテクテクと歩くのは気持ちがいいもの。
日本にいる時はかなり運動不足気味なので、
エクササイズと頭を切り換えてひたすら歩き続けます。
去年はノルウェーの雪道で滑って転び足首を骨折したので、
今回はスノーブーツにスパイクを装着して完全武装。
ラリーカーのスパイクタイヤばりにガッツリとグリップしていい感じ。

早朝のSSを撮影スポットに向かってカメラマンたちがテクテクと歩いていきます。

駐車場と撮影スポットが離れすぎている所では、このようにクワッドバイクによる送迎サービスも。ただし、振り落とされそうでかなりスリリング。

今日は2本のSSに行ったのですが、
ハイライトはSS9とその再走ステージであるSS13。
コリン・マクレーの名を冠したビッグジャンプ
「コリンズクレスト」に行きました。
ここは例年40m超のビッグジャンプを見ることができるのですが、
今年は踏み切りポイントがねじれていてマシンが斜めにすっ飛ぶ。
着地の寸前に姿勢が乱れ、写真的にはカッコイイのですが
撮影していてものすごく怖い。
ああ、なんてアホな仕事なんだろうと歯を食いしばりながら
バシャバシャとシャッターを切りました。

名物コリンズクレストの前でパチリ。撮っていて怖くなるほど、ものすごい迫力のジャンプです。

コースカーに混じってSSを走ってきたアウディ・クワトロ。子供の頃、すごく憧れたクルマです。

というわけでデイ2の撮影、取材は何とか終了しました。
明日はいよいよラリー最終日のデイ3。
体力の消耗が激しくカラータイマーがピコピコ点滅していますが
あと1日頑張っていきたいと思います。

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