WRCメキシコ:盤石の強さでオジエが開幕3連勝 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCメキシコ:盤石の強さでオジエが開幕3連勝

 

ラリーは競技最終日を終え、フォルクスワーゲンのセバスチャン・オジエが首位をキープしてゴールし、開幕3連勝を飾った。2位はシトロエンのマッズ・オストベルグ、3位にアンドレアス・ミケルセン(フォルクスワーゲン)。

競技最終日に残されたSSはわずかに3箇所、計74.66km。スタートの時点で、首位のオジエと2番手のオストベルグはすでに1分15秒2という差がついている。一方、オストベルグと3番手のミケルセンはわずかに4.5秒。戦いの焦点は2位争いへと移っていく。

オープニングステージとなるSS19は、55.82kmという今大会最長の距離を誇る。前戦で勝利を目前とする速さを見せたミケルセンは、このロングステージでオストベルグを一気に追い詰めたいところだが、スピンを喫しステージ3番手タイムに。さらにディスプレイ不調によって、ギヤが表示されないままのドライビングを続けることとなった。対するオストベルグはベストタイムを獲得し、新たに3.5秒の差をつけることに成功した。オストベルグは続くSS20でもミケルセンのタイムを上まわり、8.6秒差で最終ステージへと臨むこととなった。

最終のSS21はパワーステージ。ここではきっちりとオジエがトップタイムでボーナスの3点を加算した。2番手タイムはミケルセン。3番手にはヒュンダイのティエリー・ヌービルが入っており、貴重なポイントを獲得している。オストベルグは5番手タイムでラリーを終えたが、ミケルセンとは2.3秒差だったため、総合順位の2番手は守り切った格好だ。

メキシコは序盤から多くのWRカードライバーが脱落するサバイバルラリーとなった。トップはオジエ、2位オストベルグ、3位ミケルセンに続き、4位にMスポーツのエルフィン・エバンス、5位にしぶとく走り切ったヒュンダイのダニ・ソルド、6位は慎重なドライビングで生き残ったジポカーのマルティン・プロコップが入っている。WRC2はフォード・フィエスタRRCを駆るナッサー・アル‐アティヤが勝利を収めている。

また、SS3で水没し、最終日に復活を遂げたMスポーツのオット・タナクは総合22位、1時間54分50秒遅れながら完走を果たした。

次戦の舞台は南米アルゼンチン。エル・コンドルなど有名ステージのほか、50km超のステージも行われる予定となっている。昨年に引き続き独走状態となっているフォルクスワーゲンに一矢報いるチームはあるのか、注目して見守りたい。第4戦アルゼンチンは4月23〜26日に開催。

【WRCメキシコ暫定総合順位】
1.セバスチャン・オジエ(フォルクスワーゲン) 4:19:13.4
2.マッズ・オストベルグ(シトロエン) +1:18.8
3.アンドレアス・ミケルセン(フォルクスワーゲン) +1:25.1
4.エルフィン・エバンス(フォード) +3:40.2
5.ダニ・ソルド(ヒュンダイ) +5:01.8
6.マルティン・プロコップ(フォード) +6:36.1
7.ナッサー・アル‐アティヤ(フォード/RRC) +14:52.7
8.ティエリー・ヌービル(ヒュンダイ) +22:43.3
9.ニコラス・フックス(フォード/R5) +22:49.0
10.ヤリ・ケトマー(フォード/R5) +23:10.2



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