世界RX、アウディA1を駆るラールソンのフル参戦を発表 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

世界RX、アウディA1を駆るラールソンのフル参戦を発表

 

2014年ヨーロッパ・ラリークロス選手権でタイトルを獲得したロビン・ラールソンが、今季、世界ラリークロス選手権にフル参戦することが発表された。マシンはアウディA1。

22歳のラールソンは、2006、2007年とヨーロッパ選手権を連覇した父・ラーズの功績に追従し、昨年は見事にタイトル獲得を果たした。

「自身のチームを持つことで、モチベーションが維持される。13戦を戦うのはとてもタフだと覚悟しているが、新しいスポンサーを獲得するために奔走してきたし、開幕戦のポルトガルに向けてすべて順調に進んでいる」とラールソン。

「大チームほど豊富な予算はないが、最初のレースでは持ち前の速さを発揮したい。それまでにテストを重ねていく予定。実戦が待ち切れないよ」

自チームでは、ベテランのラリークロスドライバー、ミハエル・ヤーンベルグをヘッドに迎える。

「ミハエルはチームのチーフだけでなく、レース以外のところでは僕の指南役も務めてくれる。開幕戦に間に合わせるために、全力でマシン製作に尽くしてくれた。ラリークロスの競技そのものやマシン製作に精通しているから、大きな力になってくれる」

「マシンは冬の間にリビルドしたが、エンジンはトロールスピードの新品に載せ変えた。シーズンを通してエンジンは3基しか使えないようになったから、信頼できるエンジンを載せることがより重要になってきているんだ」

世界ラリークロス選手権の開幕戦は4月24−26日、ポルトガルのモンタレグレで開催される。



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