ラリープラス208GTi、全日本ラリー唐津のデイ1を終えて3位 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ラリープラス208GTi、全日本ラリー唐津のデイ1を終えて3位

 

ラリープラス・クスコレーシング・ラリーチームが今季から全日本ラリーに投入したプジョー208GTiは、全日本ラリー選手権第1戦唐津ラウンドのデイ1を終えて、JN5クラス3番手につけている。

デイ1のSSは午前3カ所、午後5カ所の計8カ所。前日までの雨がところどころに残るSSもある。

今季のJN5クラスは、アバルト500ラリーR3T、ヴィッツGRMNターボ、MINI JCWクロスオーバーという新型車両が登場することでも話題となったが、このプジョー208GTiもそのうちの1台だ。従来の主力車種は、2リッターNAの86/BRZや、1.8リッターNAのインテグラタイプRなどだが、初登場ながらいきなりその戦闘力を発揮した。

初の実戦となったSS1ではライバルに3秒程度遅れながらも、マシンの問題などもない順調な滑り出し。続く3.95kmのSS2ではいきなりトップタイムをマークし、208のポテンシャルを発揮する。しかし、11.76kmのSS3は、後半のタイトなセクションでタイムが伸びず、アバルトの眞貝知志、ヴィッツの天野智之に次ぐ3番手につける。

ここまで大きなトラブルなく走行してきた208GTiだが、気温が上がり、午前のループとなるSS4からは徐々に安定したタイムを刻み始める。SS4では2番手タイム、午前にベストタイムをマークしたSS5では2度目のベストを獲得。残るSS6、SS7でも上位に食らいつき、最終のSS8では午前に開いたタイム差を縮めて、デイ1を終えて3番手を死守するという快挙を成し遂げた。

デイ2のSSは6カ所。3.6km、7.5kmのSSと400mのギャラリーステージを2回ループする設定だ。



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