ヒュンダイ、WRCアルゼンチンでパドルシフトを初投入 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ヒュンダイ、WRCアルゼンチンでパドルシフトを初投入

 

今週開催されるラリーアルゼンチンに、ヒュンダイ・モータースポーツは、ティエリー・ヌービルとダニ・ソルドが駆るi20 WRCに初めてパドルシフトを装着して実戦に挑む。

今季ここまではラリースウェーデンではポディウムフィニッシュと、WRC2シーズン目を順調に滑り出したヒュンダイ勢。マニュファクチャラーズ選手権では2位につけており、アルゼンチンでもさらにマシンの向上を目指す。

メキシコでは i20 WRCにアップグレード版エンジンと新しい燃料インジェクションを使用していたが、このアルゼンチンで油圧システムのパドルシフトも投入し、さらなるパフォーマンスアップを期待している。

先月末から、スペインでアルゼンチン向けのテストに3ドライバーを参加させ、シリーズの難関グラベル戦に備えてきた。「路面が非常にラフになることもあるアルゼンチンは、いつでも難しい一戦」とチーム代表のミシェル・ナンダン。

「一本のステージ距離も長いが、信頼性に自信がある我々のマシンには向いていると思いたい。2月に負傷したダニは100%復帰しているはずなので、ティエリー、ヘイデン同様に上位争いを期待している。また、パドルシフト投入という改良とメキシコから投入したインジェクターで、ライバルとの差を詰めていきたい」

ヌービルは過去3回のアルゼンチン参戦でいずれも5位に入っており、今季の好調をさらなる好リザルトにつなげていきたいところだ。
「ラリーアルゼンチンでは、天気と霧が一番重要な要素となる。道も走行が重なる度にラフになっていく」とヌービルはコメント。「過去には雨にあったこともあるが、そうなるとタイヤ選択も重要になってくる。今年は開催時期が少し早いので、ドライ気味になってもらいたいけど、ここ数ヶ月は天気が悪かったようなので、コンディションをよく見極めないと」

ソルドは今回で9回目のアルゼンチンだが、昨年は苦戦を強いられている。
「アルゼンチンは僕が大好きなラリーだ」とソルド。「何度も参戦経験があるし、選手権の中でもベストのひとつ。まったく予想がつかないが、準備は万端だ。アルゼンチンではみんなスペイン語を話すから、母国にいるような気分にもなって、僕にとっては特別なラリーなんだ」

一方、ヘイデン・パッドンは、プロダクションカータイトルを獲得した2011年以来2度目のアルゼンチン参戦だ。
「2011年の参戦時にはとてもいい思い出があるから、とても楽しみにしている」とパッドン。「すごくラフなラリーだという記憶があるから、マシンのことを充分気にかけなくてはならないね。スプリントよりは耐久イベントだから、間違いなくタフな一戦だ」



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