APRC、アトキンソンの総合タイトルが確定 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

APRC、アトキンソンの総合タイトルが確定

 

APRC中国はレグ1・2日目に3SSを2ループする6SSを走行。チームMRFのガウラブ・ギル(シュコダ・ファビアS2000)が首位につけている。プロトンモータースポーツのアリスター・マクレー(プロトン・サトリアネオS2000)がギルに12.7秒遅れの2位、クリス・アトキンソン(チームMRF、シュコダ・ファビアS2000)は2分29.7秒遅れの3位につけた。
タイトル獲得に薄氷の望みを残していたブライアン・グリーンがこの日にデイポイントで最高ポイント獲得を逃したため、計算上、クリス・アトキンソンのAPRCタイトル獲得が確定した。

アジアカップでは、タイトル奪還を目指すシリーズリーダーの炭山裕矢(クスコレーシング、スバルWRX STI R4)が、この日3本目のステージでミックス路面に足を取られてスリップオフし、パンク。サービスを挟ん出挑んだ4本目のステージでは転倒を喫した。マシンは満身創痍の状態ながらも、幸い走行は続行してサービスに帰還。最終サービスで修復を受けて、レグ2もスタートする予定だ。

炭山は現在、ギルに9分4.7秒差の総合6位だが、アジアカップ単独では3位。タイトルを争うマクレーがアジアカップ勝利を遂げても、レグ2で炭山が3位を維持しデイ1ポイントを1でも取れれば、タイトルを獲得する。

2WDカップでは、タイトルの可能性を残すのはプロトンR3クスコラリーチームのカラムジット・シンと番場彬(いずれもプロトンサトリアネオ)のふたり。総合7位のシンを、34.1秒差で番場が総合8位で追っている。

レグ2も3SSを2ループする124.48kmが設定。ステージ距離総計の50%以上がコンクリート路面となる。フィニッシュは現地時間15時の予定。



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