WRC第5戦ポルトガル:ラトバラ今季初優勝。VWは1-2-3 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRC第5戦ポルトガル:ラトバラ今季初優勝。VWは1-2-3

 

WRC第5戦ポルトガルはすべてのSSを終了し、フォルクスワーゲンのヤリ‐マティ・ラトバラがポルトガルで初めての勝利を飾った。ラトバラは今シーズン開幕戦での2位以来ノーポイントが続いており、久々のポイント獲得がシーズン初優勝という最高の結果となった。この日に設定されたのは3SS。オープニングのSS14と最終パワーステージのSS16はビッグジャンプで有名なステージのファフェ。

オープニングのSS14はフォルクスワーゲンのセバスチャン・オジエがベストタイム。ラトバラもSS2番手タイムで食い下がるが、9.5秒だった差は7.8秒に縮まった。一方、熾烈な3番手争いを繰り広げるフォルクスワーゲンのアンドレアス・ミケルセンとシトロエンのクリス・ミークは、ミケルセン優勢。このSSでミークに1.5秒差をつけ、総合3番手に浮上した。とはいえふたりの差はわずかに0.4秒。まだ勝負の行方は見えてこない。

続くSS15は32.35kmの中距離ステージ。SS14/16は11.15kmと距離が短いため、勝負の分かれ目となるステージだ。ここでラトバラは渾身のベストタイム。SS2番手のオジエに2.6秒差をつけて、総合での差を10.4秒とした。ポジションを3番手に戻したいミークはリヤのアンチロールバーを破損してしまい、勝負あり。ミケルセンとの差は16.7秒に広がり、ミケルセンに何もない限り逆転は難しい状況となってしまった。

そして迎えた最終ステージのSS16。ベストタイムを奪ったのはオジエだったが、ラトバラも2.2秒差の2番手タイムで続き、総合での差を8.2秒として今シーズン初優勝を飾った。総合3位にはミケルセンが入り、フォルクスワーゲンはモンテカルロ以来となる1-2-3フィニッシュを達成した。4位にはミーク、5位はMスポーツのオット・タナク、5位はヒュンダイのダニ・ソルドというオーダーとなっている。

次戦は6月11〜14日のラリーイタリア。地中海に浮かぶサルディニア島を舞台に熱戦が繰り広げられる。

【ポルトガル暫定総合】
1.ヤリ‐マティ・ラトバラ(フォルクスワーゲン) 3:30:35.3
2.セバスチャン・オジエ(フォルクスワーゲン) +8.2
3.アンドレアス・ミケルセン(フォルクスワーゲン) +28.6
4.クリス・ミーク(シトロエン) +48.7
5.オット・タナク(フォード) +1:56.8
6.ダニ・ソルド(ヒュンダイ) +2:27.9
7.マッズ・オストベルグ(シトロエン) +2:32.2
8.ヘイデン・パッドン(ヒュンダイ) +2:54.3
9.ロバート・クビカ(フォード) +4:39.1
10.マルティン・プロコップ(フォード) +7:31.2



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