サーブワークスの「ラリーの神」カールソン逝去 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

サーブワークスの「ラリーの神」カールソン逝去

 

サーブのワークスドライバーとしてラリーで活躍し、数々の功績を残し「ラリーの神様」として世界的な知名度を誇っていたエリック・カールソンが亡くなった。享年86。

オートバイからモータースポーツキャリアを始め、1952年からサーブ92でラリー参戦を開始。60〜67年にヨーロッパ選手権に参戦するかたわら、62、63年のモンテカルロ連覇を始め、サファリ、ソフィア、リエージュなどのビッグイベントで上位争いの常連として強さを誇った。

2ストローク、3気筒エンジンとパワーで劣るサーブの良さを引き出す走りに定評があり、左足ブレーキのテクニックを開拓したドライバーの一人。豪快なドリフトが多くのファンを魅了した。

1967年に来日した際にはホンダ技研を訪問し、当時の本田宗一郎社長と会談。190cmを超える大柄のカールソンが、コンパクトなN360に投入された技術を絶賛したことが話題になった。夫人はスターリング・モスの実妹で同じくラリードライバーのパットさん。



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