全日本ラリー:福島で奴田原が今季初優勝 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

全日本ラリー:福島で奴田原が今季初優勝

 

全日本ラリー選手権第3戦「がんばろう!福島MSCCラリー2013」のデイ2が6月9日に行なわれ、デイ1のリードをさらに広げる快走を見せた奴田原文雄/佐藤忠宜組(三菱ランサー)が今季初優勝を果たした。

デイ2は2〜5kmという短めのステージを7本走行するアイテナリー。早朝からスタートするがサービスを挟まずに実施されるため、途中でダメージを負うことは許されない。また、2日間で使用可能なタイヤが12本と制限されていることから、ニュータイヤをデイ2にどれくらい残しているのかも勝負を分けるポイントとなった。

JN4はデイ1をトップで折り返した奴田原が、デイ2でも首位を維持して優勝。「ニューグラベルタイヤのADVAN A053のおかげ」とコメントした。2番手は柳澤宏至/中原祥雅組(スバルWRX STI)、3番手を走行していた勝田範彦/足立さやか組(スバルWRX STI)は、SS12でボールジョイントの破損によりリタイア。福永修/奥村久継組(スバルWRX STI)が3位に入賞した。
※当初、SS6と表記しておりましたが、SS12の誤りでした。

JN3は上原利宏/佐瀬拓野組(ホンダ・シビックタイプR)がリードを守り、久万高原とグラベル2連勝。2位に香川秀樹/浦雅史組。粟津原豊/竹下紀子組(トヨタ86)がデイ2で追い上げて3番手でフィニッシュしたが、フライングにより10秒のペナルティを受けて、横尾芳則/福村幸則組(トヨタ86)が3位に浮上した。

JN2はデイ1で活躍した川名賢/小坂典嵩組(トヨタ・ヴィッツ)が「今回投入した新しいサスペンションのセットアップが決まった」と、デイ2でも終止首位を守り抜き,グラベルでの自身初優勝を遂げた。2位は加藤辰弥/松浦俊朗組(マツダ・デミオ)、3位は岡田孝一/漆戸あゆみ組(マツダ・デミオ)。

JN1は松尾竜也/縄田幸裕組(ダイハツ・ストーリアX4)が、「福島を走るのは初めてでしたが、とてもいい道でした」とこちらも今季初優勝。以下、鷲尾俊一/菊池正樹組(ダイハツ・ストーリアX4)、FFの葛西一省/安田弘美組(ダイハツ・ストーリア)となった。



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