WRCサルディニア:オジエが今季4勝目 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCサルディニア:オジエが今季4勝目

 

 WRCサルディニアは、6月22日、本拠地オルビアでフィニッシュを迎えた。競技2日目となる最終日には4SSを2回ループする8SSの構成だが、総ステージ走行距離は160km近くも残っている。

 SS1から首位に立ち初日トップで折り返したたセバスチャン・オジエ(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)は、2位以下に46.6秒のクッションを抱えてこの日をスタート。午前セクションだけでこの差を1分15.9秒にまで広げた。「今回はどうしても勝ちたかった」と貪欲な姿勢を見せていたオジエは、SS15に設定されていたパワーステージでもベストタイム。16本中7本でステージウィンを果たした上にマキシマムポイントを獲得してのパーフェクトウィンを飾り、選手権争いではリードを64ポイントにまで広げた。
 
「タイヤ管理はずっと完璧だった」とオジエ。「必要な時にはプッシュし、ラフでタイヤに危険な時はより慎重に。最終的に完璧な勝利になった」

 激戦を極めると見られていた2位争いは、ミッコ・ヒルボネン(シトロエンDS3 WRC)がこの日最初のSS9でベストタイムをマークし後続を引き離しにかかったと思われたが、続くSS10のスタート後、わずか500mでコースオフ。マシンにダメージはなかったが、スタートコントロールからも見える位置でディッチにスタックし、そのままリタイアとなってしまった。

 これで2位に浮上したティリー・ヌービル(フォード・フィエスタRS WRC)。後ろとも40秒の開きがあり余裕ができたかと思われていたが、最終SSではステージ上で牛に遭遇するハプニングも。「減速して、避けるしかなかったよ」とヌービル。「でも焦りはしなかった。ラトバラのスプリットは確認していたし、OKだと分かっていたから。今回は戦略がかなりうまく行ったと思う。ここ数戦は、本当にいい形で進んでいるね」と満足をのぞかせながら、2戦連続2位を果たした。

 予選トップ後、SS1でパンクに見舞われ後退していたヤリマティ・ラトバラ(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)は、5位まで順位を上げてこの日をスタート。ヒルボネンのリタイア後、絶対完走命令を受けたダニエル・ソルド(シトロエンDS3 WRC)がSS11でスピンを喫した隙をかわして、3位でのフィニッシュを果たした。

 一方、4位に後退したソルドに迫ってきたのは、この日24歳の誕生日を迎えたアンドレアス・ミケルセン(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)。SS13でセカンドベストを叩き出すとソルドとの差を11.5秒にまで詰めてきた。しかし、このまま4位争いが激化するかと思われたSS14、低速コーナーで横滑りを喫し、サスペンションを破損。なんと悔しいリタイアとなってしまった。この結果、マルティン・プロコップ(フォード・フィエスタRS WRC)が5位でフィニッシュとなった。

 WRC2はロバート・クビカ(シトロエンDS3 RRC)がアクロポリスに続く2連勝を果たし、総合でも9位に食い込んだ。今季3度目の成立となったWRC3は、初日の終盤で首位に立ったクリスチャン・リーデマン(シトロエンDS3 R3T)が初勝利を飾った。

【最終暫定順位】
1:S.オジエ 3:22:57.9
2:T.ヌービル +1:16.8
3:J-M.ラトバラ +1:48.0
4:D.ソルド +3:19.2
5:M.プロコップ +8:34.1



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