WRCドイツ:WRC2はティデマンドのタイトルが確定、優勝はカミリ – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCドイツ:WRC2はティデマンドのタイトルが確定、優勝はカミリ

 

WRCドイツ、WRC2部門ではポンタス・ティデマンド(シュコダ・ファビアR5)が部門3位に入り、今季のタイトルを確定させた。

WRC2は、開幕のスーパーSSで総合トップタイムを叩き出したヤン・コペッキーが首位につけていたが、土曜日の午後にパンクに見舞われて後退。替わって首位に立ったMスポーツのエリック・カミリ(フォード・フィエスタR5)が大差をつけて最終日を迎えた。残り4本のこの日、カミリは落ち着いてペースをコントロールし、2位のコペッキーに48.1秒差をつけて部門優勝を果たした。この結果、シュコダ勢のWRC2部門の連勝記録は12でストップした。

M-SPORT / @World

一方、ティデマンドも土曜日にパンクに見舞われていたが、コペッキーに1分遅れの3位に滑り込み、うれしい戴冠を決めた。
「本当に必死にやってきたし、チームはラリーの度にとてもいい形で準備をしてくれた。このタイトルを獲得するために、すべての力を注いできてくれた。ひとつひとつのラリーを、しっかりこなしてきた」と語るティデマンドは、今後はWRカーでの参戦も視野に入れている。

「ステップを上がる時間も近いはず。状況を見守る。とにかく頑張り続けて、チャンスを掴まなくてはね」

一方、ティデマンドのタイトルを阻止するチャンスを唯一握っていたテーム・スニネン(フィエスタR5)は、土曜日にパンクで2分以上をタイムロス。最終日は1本目のステージでカンタン・ジルベール(ファビアR5)をパスして4位に浮上したものの、続くSS19でマディなディッチに滑り込み、7位に終わった。

WRCドイツ WRC2部門最終結果
1 E.カミリ(フォード・フィエスタR5) 3:08:16.0
2 J.コペッキー(シュコダ・ファビアR5) +48.1
3 P.ティデマンド(シュコダ・ファビアR5) +1:50.7
4 Q.ジルベール(シュコダ・ファビアR5) +3:03.4
5 P.ルーベ(フォード・フィエスタR5) +3:48.9
6 S.テンペスティーニ(シトロエンDS3 R5) +3:50.8
7 T.スニネン(フォード・フィエスタR5) +4:17.2
8 M.グリエベル(シュコダ・ファビアR5) +4:45.5



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